民生委員・児童委員を表彰

更新日:2023年05月02日

公開日:2023年05月02日

  4月21日、厚生労働大臣から表彰を受けた民生委員・児童委員への表彰伝達式が、厚木市役所で実施されました。

左から笹沼さん、山口市長、竹原さん

表彰伝達式を実施

  竹原由美惠さん(71・上依知)と笹沼朋子さん(76・寿町)の2人が厚生労働大臣特別表彰を受賞し、山口貴裕市長から表彰状と記念品が手渡されました。
  この表彰は、令和4年11月30日以前1年間に辞職した者であって、辞職日までに20年以上の在職期間がある方、75歳以上の者であって、15年以上の在職期間がある方が対象です。

  当日、山口市長は「長年の地域福祉への尽力に感謝します。多くの方が2人の心配りに助けられたことと思う。今後も経験を生かして地域で活躍してほしい。この度はおめでとうございます」と2人に伝えました。竹原さんは「長く住んでいる人が多い地域で、関係づくりがしやすかった。私一人ではなく、周りの人に相談できる体制が作れた」、笹沼さんは「長く務められたのは地域のおかげ。委員を引き受けたからこそ地域の中でのつながりもできた」と話しました。

民生委員・児童委員制度

  民生委員・児童委員制度は、大正6年に岡山県で発足した「済世顧問制度」が始まりと言われ、制度創設100周年を越える歴史ある制度です。創設当初は生活困窮者の援護活動を中心としていたが、時代と共に活動の範囲は広がっています。現在では、子育てや介護、障がいといった地域住民が抱える様々な問題に寄り添い、行政や専門機関とのパイプ役になるなど、地域福祉のための重要な役割を担っています。

  現在市では、285人の民生委員・児童委員が、各地域の福祉向上のため活動をしています。

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