令和元年度第1回地域包括支援センター運営協議会会議録

更新日:2021年05月25日

公開日:2021年04月20日

会議概要
会議主管課 福祉部 介護福祉課 高齢者支援係
会議開催日時

令和元年9月26日(木曜日)午後1時から午後4時30分

会議開催場所 厚木市役所第二庁舎福祉事務所会議室
出席者

地域包括支援センター運営協議会 会長及び委員 11人
介護福祉課長 高齢者支援係長  高齢者支援係員

説明者 高齢者支援係員

 

主な内容は次のとおり。

 

1 委嘱状交付(福祉部長)

2 開会(介護福祉課長)

3 挨拶(会長)

4 職員紹介

5 厚木市地域包括支援センター現地視察(依知、睦合南)

6 案件
 (1)副会長の選出について

厚木市地域包括支援センター運営協議会規程第5条第1項の規定に基づき、委員の互選により選出

副会長:青木委員を選出
(2)厚木市地域包括支援センターの評価のまとめについて
質 疑 
【委 員】評価基準はどのように設定しているのか。


【事務局】A「大きく上回る」、B「適切に実施している」、C「改善の必要がある」、D「契約に満たない」の4段階評価となっている。


【委 員】包括の自己評価が低いように感じる。包括職員が自己評価を実施する際の評価の仕方は、どのように説明をしているのか。また、市の評価が包括自己評価より高いのはなぜか。


【事務局】評価基準どおりA、B、C、Dの4段階で自己評価をする。適切に実施していれば「B」、他の包括に比べ特に力を入れて取り組んでいる業務があれば「A」で評価するよう説明している。自己評価が低いものについては、ヒアリングで内容を確認し、適切に実施していることが確認できれば、市評価は上げている。契約仕様書等の内容を満たしてないところは、「C」、「D」と評価を下げている。

 

【委 員】ヒアリング後、適切な評価に修正することは、すごく良いことだと思う。以前は、評価基準が曖昧だったが、基準を設け、評価シートも見やすくなっていると思う。1つの評価項目の中に複数のチェック項目があることで、包括の捉え方によっては、自己評価が厳しくなっているのではないか。そのあたりをヒアリングで内容を確認し、市は全体の包括をみて正しい評価に修正してほしい。包括の皆さんは、一生懸命頑張っていると思うので、前向きな評価をしてほしい。

 

【委 員】人員配置の要件が満たされていない状況は同じなのに、包括により評価が「C」、「D」と市の評価にばらつきがあるのはなぜか。

 

【事務局】長期間、人員が不足している包括は評価を「D」、短期間での人員不足については、評価を「C」としている。

 

【委 員】市としても雇用についてサポートしていかないと法人だけでの努力では人材不足の解消は難しいと思う。少ない人員の中で、包括の仕事を行うのは、とても大変だと思う。市として考えるなら、人材が余っている法人から人手を借りることはできないのか。

 

【委 員】厚木市は条例の人員配置人数より、市の仕様書の人員配置を増やしていますよね。

 

【事務局】地域包括支援センター機能を充実するための職員として、仕様書の人員は2人増やして配置している。

 

【委 員】法人自体が人員不足のため、包括に職員を補充することで、施設の運営に影響が出てしまう。法人の内で人員のやりくりをすることも難しいのが現状。市で委託料を増やしても雇用することの方が難しい。 

 

【事務局】包括とのヒアリングで、法人が同席している包括には、直接、人員を適切に配置してほしいとお願いしている。一部の法人では、法人自体の人員が不足している話も聞いている。

 

【委 員】職員が定着している包括には、各包括の特色が出ているように感じる。ベテランの職員には、後継者の育成にも力を入れてほしい。

 

【委 員】おそらく経営面から考えると、小規模経営のところは、余剰に職員を雇用すると経営が成り立たたず、辞めたら、次を雇用する。その繰り返しで、次の人がすぐに見つからないと職員不足の状態が長く続いてしまうという悪循環が生じてしまうのではないか。

 

【委 員】自身も包括で働いていた経験があるが、社会福祉士の中でも包括で働くことの出来る社会福祉士は有能であり、働けるだけのスキルのある人材は少ない。社会福祉士の資格を有しているだけで、採用することは現場としては、難しいのではないか。

 

【委 員】資格を有していることはもちろんだが、資格以上に経験豊富な職員が包括にはいるべきだと思う。

 

【委 員】法人は、包括職員の募集をするとき、どこに募集をかけているのか。

 

【委 員】神奈川県社会福祉士会では、ホームページに求人募集欄があるので、活用をすることも可能。

 

【委 員】社会福祉協議会では、社会福祉士の募集をハローワークに求人募集していたが、応募が少ないため、県社会福祉士会のホームページ、大学の就職サイトで募集をかけたら、応募が増えたので参考にしてほしい。

 

【委 員】評価シートについては、とても見やすくなっている。ただ、最初から100%の評価システムはないと思うので、毎年見直しをしながら、完璧な評価システムに近づけたらいいと思う。

 

【委 員】条例の基準を満たしていないということは、市の仕様の基準も満たしてないのではないか。そこは、整理した方がより良い評価シートになると思う。

 

【事務局】人員配置の評価シートは見直し、分かりやすく整理します。

【委 員】評価シートの中で各包括が特に力を入れて行っている業務は、一目で分かるようになったらより良いと思う。


【委 員】少子高齢化で人口が減り、支える人が減っている中で、条例の基準による人員配置には限界があると思う。厚木、愛川、清川は、求人が集まりにくい。条例と人口がリンクしてないのでは。


【事務局】条例は国の基準で決まっており、下方修正は難しいと思います。


【委 員】大学だけに求人募集をするのではなく、小学生・中学生、高校生にも地域包括支援センターを知ってもらい、将来の職業として考えてもらう必要があるのではないか。


【委 員】社会福祉士は、座学だけでなく、地域に出てのソーシャルワークが求められているが、現場に出ないと身につかない。法人も育成することの努力が必要になると思う。 


7 その他  

・次回の会議開催時期について

10月下旬を予定

8 閉会(副会長)

 

 

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

市民福祉部 地域包括ケア推進課 福祉政策係
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