平成28年度第2回地域包括支援センター運営協議会会議録
会議主管課 | 福祉部 健康長寿課 高齢者支援係 |
---|---|
会議開催日時 |
平成28年8月23日(火曜日)午後2時00分から午後3時00分 |
会議開催場所 | 厚木市役所第二庁舎2階福祉事務所会議室 |
出席者 |
地域包括支援センター運営協議会 正副会長及び委員 9人 介護保険課長 健康長寿課長 高齢者支援係長 高齢者支援係長 |
説明者 | 健康長寿課長、高齢者支援係長、高齢者支援係員 |
主な内容は次のとおり。
1 開会(健康長寿課長)
2 あいさつ
・会長
・福祉部長あいさつ
3 案件
(1) 平成28年度厚木市地域包括支援センター活動評価について
(注意事項)(事務局説明)
委 員
各包括の包括シートをまとめた評価シートの見え方は、A評価がこの施設とこの施設というように包括の名前 が載ってくると考えてよろしいですね。また、特に良かったところ、悪かったところも名前を記載するようお願いしたいです。
事務局
はい、そのように記載させていただきます。
委 員
私たち委員が見るのは、各包括の評価を取りまとめた一覧表だけをみるという認識でよろしいでしょうか。
事務局
見ていただきますのは、取りまとめた一覧でございますが、場合によりましては、各包括ごとの評価シート10枚を御提示させていただいた中で、御確認いただければと思います。
委 員
それでは、この評価表でやらせていただきたいと思います。以前よりかなり見やすくなったように感じますが、やってみないとわからない部分もございますので、まずはやらせていただこうかと思います。
委 員
以前の評価では何を書いたら良いか分からなかった部分があるが、今回はかなり具体的になっているので、包括も書きやすいのではないかと思います。委員も具体的で見やすくとても良いと思います。
委 員
包括の記載欄がありますが、そこは必ず記載して頂くようにするとAからDを付けた根拠付けにもなり、評価に責任を持って良いのではないかと思います。
委 員
介護保険法改正時の厚生労働省の通知で、評価を行うという通知が出ていたかと思いますので、それを目的と指針の間に記載していただくと、包括の職員にも法律でやらなければいけない事なのだと認識を持ってもらえると思います。
また、指針というのはどのような指針なのかを具体的に書いていただいた方が、市独自のものかどうかも分かると思います。もう一つ、評価結果を記載する欄ですが、Cの業務改善を図るための指導を行ったとありますが、主語が包括管理者なのか市なのかわかるようにしていただけると良いと思う。
事務局
その部分については、誰が見てもわかるように表現を変更したいと思います。
委 員
目的は、包括が設置されている目的が書いてあるので、評価する目的を記載するのが良いのではないかと思います。
委 員
こちらに書かれている目的・指針のところで、対象者に要援護者が新たに加わったと冒頭でお聞きしましたが、それ以外、新たに加わったところはないということでよろしいでしょうか。包括ケア社会に向けて、包括の役割というのは、福祉活動を行う我々にとっての最大な拠点であり重要性があるので、業務も増えていきますので、一つ気になることがあります。本来の業務以外の業務をかなり抱えてしまい、それが忙しさに繋がっているところがあり、指針を見る限りほとんど対象は特定がない状況になり得えます。また、総合相談では、高齢者以外の中高年のうつ病などは包括以外の業務なのではないかと思っていたが、指針を読む限りでは、高齢者が絡む、子どもや家族の中の問題これらも包括の業務とあります。本来の業務以外の業務がどのくらいあるのか委員へわかりやすく伝えていただけると評価仕方や見方が変わってくると思いました。
事務局
おっしゃられたように、評価をする目的というものを加えたいと思います。今回、なぜ目的と指針を加えたかと言いますと、PDCAサイクルのお話を以前いただいたかと思いますが、基本的に仕様書の中で市としての目的と指針をしっかり包括に示しておきたいという事がございます。それに基づいての評価となります。仕様書を全て書くことができないので、再度確認ということで、目的と指針の部分だけは繰り返し記載しておくということで書かせていただいております。先日、包括の代表者とお話をさせていただきました。今回基本情報を書かせていただきましたのは、表のピンク色の部分は本来包括が行うべき業務の部分になります。下に条例がありますが、政省令を基にして、設置しておりますが、この包括的支援事業を行うために看護師・主任ケアマネ・社会福祉士をこの事業のために付けなければならない、となっております。ただ、今までなぜ包括が忙しいと言っていたかと言いますと、表の紫の部分、介護予防ケアマネジメントという、要支援者のケアプランの作成を行っていたり、表の赤い色の部分であります、事業者が行う介護保険の法定給付部分を行っているために忙しいということがございます。紫色・赤色部分の業務は別委託でお金が出ておりますが、目の前のケアプランを行ってしまい、本来の総合相談や委員が言われました業務に手が回らない、ということが悩みの種だったとお聞きしています。もちろん、法定給付の部分だけで金額が足りるかということもございますが、法定で決まっていることですので、「人員をきちんと確保してください。」と言わなくてはなりません。加えて市は、三職種の他に事務職1人を付ける金額を出しております。この、包括が行うべき業務部分だけで4人分の金額をお支払しております。足りなければ増やすことも考えますが、この中で総合相談や安否確認を行っていただきたいと考えております。この人員配置がはっきりすれば、事務量が見えてきますので、そのような意味で、人員配置表を入れてございます。総合相談には1番力を入れて行っていただきたいと考えております。また包括的継続的ケアマネジメントといって、地域ケア会議等を行いながら、医療の方々と組んでいきながら、しっかりケアマネを指導していくということも、この包括が行う事業(ピンク色)の部分に含まれます。そこに人員をかけて、きちんと時間を割いているのかを評価したいと思います。それでも人手が足りなければ、人員を増やす方向で協議もしたいと考えております。
委 員
その表の実人数のところは、常勤換算という表記がいいと思います。
事務局
表記が難しかったと思います。包括的支援事業につきましては、常勤・専従となっておりますので、その他のところの、指定基準を確認いたしまして、表記は考えたいと思います。では、チェックシートにつきましては、細かいところを事務局の方で再度精査させていただくという事でよろしいでしょうか。よろしくお願いします。
委 員
はい。分かりました。
では、日程についてですが、10月の中旬頃までに、包括の自己評価と市の評価をしていただいて、それを表にまとめていただき、1ヶ月後の11月中旬ごろ委員が評価をするということになります。その方法についてですが、昨年までですと班を分けて、全ての包括を回っておりましたが、今回は全てではなく、重点的に市の評価の中からA評価などの2施設を選んでいただき、全員で評価を行うのはいかがでしょうか。
委 員
午後だけを使って、2から3の施設へ行くという事でしょうか。
委 員
全てを見るのは難しいので、大勢の目でみて改善すべき点などを見ていくというのが良いかと思います。ですので、市のほうでAの評価とDの評価とをうまく選んでいただきたいと思います。施設の数については、やはり1日の日程では2つが良いかと思います。3つになってしまいますと、またブロックに分けるようかと思います。今までのやり方ですと、委員の割り当てが1人になることもあり、意見が出にくいと思います。
委 員
全員で同じ施設を見にいくとしても、3年に1回は必ず行くように組むなどが良いかと思いますが、市の考えはいかがでしょうか。
事務局
市内には10包括ございますので、今年度につきましては、A評価及びD評価の施設を組み合わせさせていただき、次回以降につきましては、その点も考慮しながら選定をさせていただければと思います。
委 員
では、包括の自己評価や市の評価を見て決めていただきたいと思います。
事務局
施設の選定にあたりましては、まず評価を全て終えた段階で、会長との御協議の中で決めさせていただくという事でお願いしたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
委 員
よろしくお願いします。
委 員
今回の評価とは別ですが、住民目線での評価の在り方も良いのではないかという意見も前回あったかと思います。地域の方々が地域包括支援センターにどのような期待をし、どのような支援を受けているのか、アンケート調査など、住民目線の評価を考えていただくのが良いかと思います。
委 員
私たち委員は地域包括支援センターというものをよく分かっているが、住民の他の方々には、なかなか分かりにくい部分ですので、住民にどのくらい周知されているのか、ある程度の時期をみてアンケートを行うのは良い考えかと思います。市で作成した地域包括ケア社会の実現に向けてのパンフレットもありますので、それを活用し周知すると共に、1年あるいは2年経過した時点でまたそのような視点での評価も考えていただくよう、お願いできればと思います。
5 閉会(副会長)
以上
この記事に関するお問い合わせ先
市民福祉部 地域包括ケア推進課 福祉政策係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2200
ファックス番号:046-221-1640
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年05月25日
公開日:2021年04月20日