令和3年度第2回地域包括支援センター運営協議会(書面開催)会議録

更新日:2021年04月30日

公開日:2021年04月30日

会議の名称

令和3年度第2回厚木市地域包括支援センター運営協議会(書面開催)

会議の主管

地域包括ケア推進課

会議の日時

令和3年9月24日(金曜日)(書面通知日)~令和3年10月8日(金曜日)(意見書返信期日)

出席者

厚木市地域包括支援センター運営協議会委員 13人※意見書の返信をもって出席したものとする。

会議の開催について

意見書返信数 13人。期日内に委員定数13人の過半数から返信があったため、会議が開催されたものとする。

案件

令和3年度厚木市地域包括支援センター活動評価について

介護保険法第115条の46第4項では、地域包括支援センターが事業の評価を行うことで、事業の質の向上に努めると規定されており、第9項では、市町村は、定期的に、地域包括支援センターにおける事業の実施状況について、評価を行うと規定されております。
地域包括支援センター運営協議会で承認いただいた調査シートに基づき、各地域包括支援センターで自己評価を実施していただき、その評価を元に市で評価を行いました。
結果については、資料に記載のとおりになります。

意見1
地域包括支援センター評価について、B評価の場合、評価理由が記入不要となり、空欄で提出している地域包括支援センターも見受けられます。確かに評価項目の内容をそのまま記入することは余り意味がないことなので、項目ごとにチェック欄を設けチェックした上で、A、C、Dの評価になる場合はその理由を示すようシートを改善することを提案します。

意見2
地域包括支援センター評価について、B評価の場合、評価理由が記入不要となり、空欄で提出している地域包括支援センターも見受けられます。
空欄だとどのような活動をしているのか活動イメージが持てないし、活動内容を文章化することで、地域包括支援センター職員の活動の振り返りになるので、次年度の調査では、B評価でも記入すべきだと思います。

回答1・2
来年度の本運営協議会で地域包括支援センターの評価方法を案件とし、会議を開催する予定となっております。その際、従前の書式と改善した書式を資料として、提出しますので、どちらの書式を使用するか検討させていただきます。

令和3年度厚木市地域包括支援センター活動評価結果について

介護保険法施行規則140条の66第2号ロでは、地域包括支援センターは、当該市町村の地域包括支援センター運営協議会の意見を踏まえて、適切、公正かつ中立な運営を確保することと規定されていることから、例年、厚木市地域包括支援センター評価の結果を踏まえ、地域包括支援センター運営協議会から市内各地域包括支援センターに意見を表明しております。今回の評価結果について、事務局では次のとおり認識しております。

1 新型コロナウイルスに対する対応
コロナ禍の中、地域包括支援センターの業務を継続するため努力しているが、感染予防のため開催できない事業がでてきている。

2 職員配置状況
3職種に欠員がでている地域包括支援センターがある一方、事務職員を配置している地域包括支援センターもある。

上記の評価結果を踏まえ、厚木市地域包括支援センター評価について(案)を作成しましたので、委員の皆様の御意見を伺いました。

 

意見1
人員の配置について、事務職員の採用の検討が記載されているが、事務職員について仕様書に記載されているのか、また、予算措置はされているのか。

回答1
仕様書では、3職種以外の職員数については、地域包括支援センター業務が円滑に行えるよう必要に応じて配置できるものと定めています。予算措置については、委託料の範囲内で配置していると認識しております。

〇文案への意見
訂正不要 12人
訂正必要 1人

〇訂正意見
評価は地域包括支援センター業務の質の向上を目的としており、そのためには改善の指摘と併せモチベーションの向上も必要と考える。昨年度の通知文はその趣旨を取り入れていただいたが、今回は以前のスタイルに戻っている。通知文としては適切かもしれないが事務的な通知文に感じてしまう。
そこで新型コロナウイルス感染症の対応の評価部分を「2評価の結果」の前に織り込んだらどうか。また、人員の配置は(2)でなく、(1)に持ってくる事項だと思います。

〇回答
会長と協議した結果、評価の内容でなく、表現の仕方の問題なので、意見を採用し、運営協議会の意見とすることにしました。訂正した文書については別紙を参照ください。

 

その他

御意見等については次のとおりとなります。

意見1
地域包括支援センターの意欲を高めるため、評価の高い地域包括支援センターを表彰したらどうか。

回答1
地域包括支援センターの業務につきましては、厚木市が法人に対し、業務を委託していることから、特定の法人を表彰することは好ましくないと判断しております。

 

意見2
地域によって、活動に差があることが分かったので、評価の良い事例を他の地域包括支援センターに紹介したらどうか。

回答2
令和3年度厚木市地域包括支援センター活動評価結果を各地域包括支援センターに送付する際、会議で使用した、評価に関する資料も同封することで、他の地域包括支援センターがどのような活動をしているか参考資料として提供します。

 

意見3
各地域の住民の意見要望が聞きたい。

回答3
毎年行っている「市民満足度調査」、2年に一度行っている「市民意識調査」で、意見要望の把握に努めています。

 

意見4
地域包括支援センター職員の求人が難しくならないようにするためにもケアマネジャー、介護福祉士等の資格取得を市で支援することは可能か。

回答4
本市では、介護職人材確保支援事業を行っており、奨学金を利用して介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・調剤業務を行う薬剤師・保健師・准看護師・管理栄養士の資格を取得し、市内の介護事業所に就職している方に対し、奨学金返済の一部を助成しております。
また、神奈川県社会福祉協議会でも介護福祉士・社会福祉士修学資金、介護職員実務者研修受講資金貸付制度による助成を行っております。

 

意見5
評価を視覚で分かりやすくするため、A.B.C.Dの割合を%標記にできないか。

回答5
来年度、資料を作成する際、検討させていただきます。

 

意見6
評価は、過去の振り返りや今後の発展のために必要なことなので、引き続き適正な評価に取り組んでほしい。

回答6
適正な評価を行うには委員の皆様の協力が必要になりますので、今後もよろしくお願いします。

 

意見7
生々しい本音の意見を伺えた方が良いと思う。

回答7
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地域包括支援センターの視察を中止しましたが、来年度は、視察の際、意見交換できる機会を設けたいと考えております。

 

意見8
新型コロナウイルス感染症がまん延している状況で活動に様々な制約があった中での評価は難しいと思います。

回答8
新型コロナウイルス感染症を原因として、自粛した活動については、計画や対応を考慮し評価しております。

 

意見9
昨年と比較し、「地域包括支援センターの自己評価」と「市の監査評価」の一致が多くなったと思います。

回答9
前回、審議会から評価の基準がないため、地域包括支援センターの評価比較ができないとの御指摘いただいたので、評価を依頼する際、市の評価基準を地域包括支援センターに提示しました。その結果、評価の一致が増えたと推測されます。

 

意見10
運営協議会委員向けの研修を行うべきだと思う。
・地域包括支援センターへの視察
・地域包括支援センター職員とのミーティング

回答10
今後、検討させていただきます。

 

意見11
コロナ禍で、個別介護相談会の開催ができなかった地域包括支援センターについて、状況を鑑みての判断かと思います。今後「WITHコロナ」においても、感染の予防に十分配慮されての業務遂行を期待しております。

回答11
今後も新型コロナウイルス感染症対応についての指針等が国から公開されると思いますので、随時、地域包括支援センターに情報提供することで業務の支援をさせていただきます。

 

意見12
人員配置の仕様を満たしていない期間が長くなっている地域包括支援センターは早急に仕様を満たせるよう対応していただきたいと考えます。

意見13
人員不足の地域包括支援センターについては、早急な人員補充、確保が必要と思います。人員不足は、現職員の負担増に直結し、過労による病気休暇、休職なども考えられます。確保できるまで、臨時的に市職員を派遣するなどの対策を検討されてはいかがでしょうか。

回答12・13
求人募集をハローワークや求人広告などにより随時行っているが採用に至らない地域包括支援センターがある一方、不足した人材を補うことができている地域包括支援センターもありますので、人材が不足している地域包括支援センターについては募集方法の工夫等、一層の努力を求めていきます。市職員の派遣についてですが、人材の確保については、委託法人内で調整すべき事項と認識しております。

 

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

市民福祉部 地域包括ケア推進課 在宅福祉推進係
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厚木市中町3-17-17
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ファックス番号:046-221-1640

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