令和4年度第1回地域包括支援センター運営協議会会議録

更新日:2022年11月22日

公開日:2022年11月30日

会議概要
会議主管課 福祉部 地域包括ケア推進課 地域支援係
会議開催日時

令和4年11月18日(金曜日)午前10時から午前11時

会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎 農業委員会会議室
出席者

地域包括支援センター運営協議会 会長及び委員 8人
福祉部長 地域包括ケア推進課長 地域支援係長  地域支援係員

説明者 地域支援係長

 

主な内容は次のとおり。

 

1 開会

 

2 挨拶

・会長

・部長あいさつ

・自己紹介

 

3 案 件

(1)令和3年度厚木市地域包括支援センター事業報告について

質疑

委 員 相談内訳として「状況確認に関すること」がかなり多いがどのような内容か。

事務局 民生委員や近隣住民からの連絡やひとり暮らし老人登録を含む、高齢者の安否確認などが現況確認となっている。

委 員 全体的に相談件数は増加しているが、コロナウイルス感染症による外出自粛の影響はどのように把握しているか。

事務局 コロナウイルス感染症の影響により、閉じこもりや外出自粛、人との接触が減っており、認知度や身体的に低下が見受けられていると報告を受けている。

各地域の活動が再開されているので、地域の資源を含めた紹介を行っている。

委 員 ケアプランの作成数も5年で1.5倍、相談数もかなり増加しているが、地域包括支援センターのマンパワーは足りているか。

事務局 地域包括支援センターの業務の増加、相談内容等も複合、複雑化している。委託法人でも人材確保に努力しているが、苦慮していると報告を受けている。市としても介護人材確保の手を打っているが、集まっていない状況となっている。

委 員 人材確保について、県社会福祉士会等と連携はあるか。

委 員 ホームページ上に求人情報を掲載しているが、各市町村の部門と具体的なやり取りがあると報告を受けたことはない。

委 員 社会福祉士会として、情報交換しているのか。

委 員 社会福祉士が社会福祉士として、働ける場所は地域包括支援センターが一番、大きな勤務地となる。地域包括支援センターの数も多くなく、地域包括支援センターは激務なセンターも多く、専門性が発揮できていなかったり、本人のスキルが見合っていないということで、社会福祉士が1つの地域包括支援センターにとどまらないという状態である。

委 員 育休などもあるが、三職種は配置できているのか。

事務局 資料については、3月1日現在となっているが、現在は主任介護支援専門員及び社会福祉士が設置できていない地域包括支援センターはないが、退職により保健師を配置できていない地域包括支援センターが1箇所、三職種以外の社会保障充実分としての2名分の配置ができていない地域包括支援センターが2箇所となっている。

委 員 欠員が出た地域包括支援センターには、早めに補充をしていただきたい。

(2)令和4年度厚木市地域包括支援センター活動評価について

質疑

委 員 地域包括支援センターを設置する施設はバリアフリーとなっている建物を基準としているのか。

事務局 地域包括支援センターの事務所については、仕様書にてバリアフリーに配慮していることや看板の設置等記載しているが、地域包括支援センターの設置場所については、委託法人にてテナント等を見つけ契約している。地域の実情により、1階に設置することが難しい場合などがあるため、仕様書の内容に沿って設置できているか確認するために評価シートに記載している。

委 員 同じエレベーターやカウンターでも健常者や車椅子の方が使うものでも高さ等が異なってくる。できる限りストレスなく全ての方が利用できるように事務局にて徹底していただきたい。

委 員 過去に地域包括支援センター運営協議会にて視察した際に、委託法人にて用意しているが、設置場所やバリアフリー等、全てを完璧に設置することは、公民館跡地を利用した地域包括支援センター以外は、費用面等難しいと思う。最低限の条件を達成したうえで、是正していく方法がいいと思う。

委 員 評価シートに仕様書の該当箇所や新たな基準が設けられ良くなったと思う。また、評価が「B」であっても特記事項を記入していくことは必要だと思う。

委 員 仕様書を提示したことで、内容が把握できるようになったが、一部、仕様書の内容がチェック項目に記載されていないものがある。例えば、仕様書に記載されている「職員の長期不在の届出」及び「地域センター職員の三職種の連携」に記載されていない。その他にも、評価シートの「システム等の貸与」や「個人情報の取り扱い」、「相談記録」、「地域の催し物への参加」の記載についても、仕様書には記載されていないように見受けられる。ついては、仕様書とチェック項目の整合性を取り、連動性が取れているべきだと思う。また、評価が「B」であったら、特記事項がない場合は記載不要でよいと思う。併せて、評価シートの設備のチェック項目が「6畳」ではなく「坪」や「平方メートル」に変更することが望ましいと考える。

事務局 御指摘いただいた点を再度、精査する。

委 員 評価シートについては、仕様書にないことを記載していいと思う。初めて評価シートを作成した際に他市を視察し作成していたが、今後については、仕様書にあわせるが、厚木市に合った項目を追加していくことはいいことだと思う。また、仕様書の遵守を厳格化しすぎると、設置する建物の面など、委託法人が受けなくなってしまうので、最大限、仕様書に近づけていけるように評価していきたい。

事務局 チェック項目については、仕様書のみではなく、国の指針や機能強化の調査内容を合わせるために、チェック項目を作成しているので、すべてが仕様書と同じ表現となっていないので、再度精査する。

(3)令和4年度厚木市地域包括支援センター運営協議会予定について

質疑

質疑なし

4 その他

(1)地域包括支援センターの周知について

質疑

委 員 会議等に参加していると地域包括支援センターの認知度が一般市民には高くなく感じていたが、ヤングケアラーを含む若年層の介護も問題となっているため、学校等に周知することで、学童期から認知度向上を図ることは重要だと思う。

委 員 小中学生への周知は重要だが、地域包括支援センターの説明を小中学校の教職員等にも図る必要があると思うが実施しているか。

委 員 地域包括支援センターにて、小中学校へ出前講座を始めとするアプローチしていることを把握している。

事務局 教育委員会と連携を行っているが、その他に学校が相談する教育相談センターという相談機関との連携を図っている。また、市として教職員への地域包括支援センターの説明は行っていないが、今後、PTA連合会の研修会へ参加し、親御さんへの周知を行う予定となっている。

5 閉 会

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