厚木市レッドデータブック

更新日:2021年10月22日

公開日:2021年05月12日

レッドデータブックとは

レッドデータブックとは、生息又は生育する野生生物について、個々の種の絶滅危険度を評価し、絶滅のおそれがある種を選定して情報をまとめたものです。
厚木市では生物多様性あつぎ戦略の取組の1つとして、市内の野生生物の現状を把握し、その保護と生物多様性の保全を図るため、平成26年度から令和2年度にかけて市独自のレッドデータブックの作成に取り組んできました。

厚木市レッドデータブックの表紙画像

厚木市レッドデータブックの特徴

厚木市レッドデータブックは、市内の動物(ほ乳類・鳥類・両生類・は虫類・魚類・甲殻類・昆虫・クモ類)や植物(維管束植物)といった、日常で接することの多い分類群を対象としています。
また、レッドデータブックの巻末では、調査結果を厚木市生物目録としてまとめ、市内で記録がある生物について整理をしています。

厚木市レッドデータブックのカテゴリー区分について

厚木市レッドデータブックでは、種ごとの絶滅のおそれの程度に応じて、次のとおりカテゴリー分けしています(カテゴリー分けは2019年に環境省が定めたものと同一のものになります)。

厚木市レッドデータブックカテゴリー一覧
カテゴリー 説明
絶滅 厚木市ではすでに絶滅したと考えられる種。
野生絶滅 飼育・栽培下、あるいは自然分布域の明らかに外側で
野生化した状態でのみ存続している種。
絶滅危惧1類
(注)
絶滅の危機に瀕している種。現在の状態をもたらした
圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難なもの。
絶滅危惧1A類
(注)
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。
絶滅危惧1B類
(注)

1A類ほどではないが、近い将来における野生での
絶滅の危険性が高いもの。(注)

絶滅危惧2類
(注)
絶滅の危険が増大している種。
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、
近い将来「絶滅危惧1類」のカテゴリーに移行することが
確実と考えられるもの。(注)
準絶滅危惧 存続基盤が脆弱な種。
現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては
「絶滅危惧」として上位カテゴリーに移行する要素を有するもの。
情報不足 評価するだけの情報が不足している種。

(注)文章内の英数字は、レッドデータブックではローマ数字となります。

あつぎ郷土博物館でレッドデータ生物の関連展示を実施しています

レッドデータ種のあつぎ郷土博物館における展示写真

あつぎ郷土博物館では、レッドデータ生物の関連展示をしています。
この展示では、「厚木市レッドデータブック」に掲載されている一部の生物も見ることができます。


(注)新型コロナウイルス感染症の影響で、開館日や時間に変更されている場合があります。
あつぎ郷土博物館へご来館される方は、お手数ですが次のURLから開館状況ご確認の上、お越しください。

 

【あつぎ郷土博物館】
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/atsugicitymuseum/

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

環境農政部 環境政策課 環境政策係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2749
ファックス番号:046-223-1668

メールフォームによるお問い合わせ