野菜を積極的に食べましょう

更新日:2025年01月10日

公開日:2025年01月10日

野菜の平均摂取量が足りていません

生活習慣病などを予防して健康を維持・増進するため、野菜を1日に350g以上食べることが目標とされています。
令和5年度の調査結果では日本人(成人)の1日あたりの平均野菜摂取量は男性約262g、女性約250gとなっており、目標量に達するまでにプラス約100g程度の野菜摂取が必要と考えられます。

(参考:令和5年度国民健康・栄養調査より)

第3次健康食育あつぎプランの目標

【野菜を積極的に食べる】

1.毎食野菜(緑黄色野菜)を食べている

◆現状値(令和元年度)12.2% → 目標値 45%以上

 

2.毎食野菜(緑黄色野菜以外)を食べている

◆現状値(令和元年度)11.8% → 目標値 45%以上

厚木市では、「第3次健康食育あつぎプラン」(令和3年度から6カ年計画)を策定し、「健康寿命の延伸、みんなで描く健幸生活」を基本目標(目指す姿)として8つの取組分野を設定しています。

野菜の摂取目標は1日350g!緑黄色野菜と淡色野菜どちらも食べましょう

緑黄色野菜イラスト

・緑黄色野菜(目標:150g)

人参やほうれん草、トマトなど色の濃い野菜です。

野菜を切ったときに断面の色の濃いものが該当します。

緑黄色野菜はカロテン類以外にも、ビタミンCやビタミンK・葉酸・ミネラルなどの栄養を豊富に含んでいます。

淡色野菜のイラスト

・淡色野菜(目標:200g)

大根やナス、白菜、キャベツなど色の薄い野菜です。

野菜を切ったときに断面の色の薄いものが該当します。

ゴボウやれんこんなどの根菜は食物繊維が豊富です。大根やキャベツなど水分量が多い野菜が多いので、腸内環境を整える役割もしてくれます。

1日350g食べるためには…

副菜のイラスト

野菜を1日350g食べるとなると、一見難しそうです。

しかし生野菜だけでなく、加熱調理すると全体のかさが減り、意外と簡単に摂ることができます。

生鮮野菜の他に、市販の冷凍野菜などを活用するのもおすすめです。

また、野菜だけでとるのが難しい場合は、きのこ、海藻、いも類などを含めて350g食べることを意識しましょう。

副菜として食べることを意識するとバランスがとりやすいです。

 

日本人に足りていない2大栄養素 「カリウム、食物繊維」 は野菜などの副菜から

日本人は特にカリウムと食物繊維の摂取量が不足しています。

これらは野菜、きのこ、海藻、いも類に多く含まれているため、積極的に摂りましょう。

・カリウム

体内の余分な食塩(ナトリウム)の排出し、高血圧の予防や、むくみの解消に役立ちます。

野菜やいもに多く含まれます。水に溶けやすいので、生野菜などで食べるのがおすすめです。

・食物繊維

食物繊維はコレステロールの吸収や食後の血糖値の上昇抑制、便通の改善などに役立ちます。

上記の野菜350gを摂取しても、1日の食物繊維量の約半分程度しか取れないため、副菜には野菜だけでなく、きのこや海藻類、いもなども合わせて食べましょう。

栄養・食生活についてお困りのことがあったら…

厚木市では管理栄養士・保健師による各種講座を実施しています。

また、お電話や来所でもご相談ができます。

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