野菜を積極的に食べましょう
野菜の平均摂取量が足りていません
生活習慣病などを予防して健康を維持・増進するため、野菜を1日に350g以上食べることが目標とされています。
令和5年度の調査結果では日本人(成人)の1日あたりの平均野菜摂取量は男性約262g、女性約250gとなっており、目標量に達するまでにプラス約100g程度の野菜摂取が必要と考えられます。
(参考:令和5年度国民健康・栄養調査より)
第3次健康食育あつぎプランの目標
【野菜を積極的に食べる】
1.毎食野菜(緑黄色野菜)を食べている
◆現状値(令和元年度)12.2% → 目標値 45%以上
2.毎食野菜(緑黄色野菜以外)を食べている
◆現状値(令和元年度)11.8% → 目標値 45%以上
厚木市では、「第3次健康食育あつぎプラン」(令和3年度から6カ年計画)を策定し、「健康寿命の延伸、みんなで描く健幸生活」を基本目標(目指す姿)として8つの取組分野を設定しています。
野菜の摂取目標は1日350g!緑黄色野菜と淡色野菜どちらも食べましょう

・緑黄色野菜(目標:150g)
人参やほうれん草、トマトなど色の濃い野菜です。
野菜を切ったときに断面の色の濃いものが該当します。
緑黄色野菜はカロテン類以外にも、ビタミンCやビタミンK・葉酸・ミネラルなどの栄養を豊富に含んでいます。

・淡色野菜(目標:200g)
大根やナス、白菜、キャベツなど色の薄い野菜です。
野菜を切ったときに断面の色の薄いものが該当します。
ゴボウやれんこんなどの根菜は食物繊維が豊富です。大根やキャベツなど水分量が多い野菜が多いので、腸内環境を整える役割もしてくれます。
1日350g食べるためには…

野菜を1日350g食べるとなると、一見難しそうです。
しかし生野菜だけでなく、加熱調理すると全体のかさが減り、意外と簡単に摂ることができます。
生鮮野菜の他に、市販の冷凍野菜などを活用するのもおすすめです。
また、野菜だけでとるのが難しい場合は、きのこ、海藻、いも類などを含めて350g食べることを意識しましょう。
副菜として食べることを意識するとバランスがとりやすいです。
日本人に足りていない2大栄養素 「カリウム、食物繊維」 は野菜などの副菜から
日本人は特にカリウムと食物繊維の摂取量が不足しています。
これらは野菜、きのこ、海藻、いも類に多く含まれているため、積極的に摂りましょう。
・カリウム
体内の余分な食塩(ナトリウム)の排出し、高血圧の予防や、むくみの解消に役立ちます。
野菜やいもに多く含まれます。水に溶けやすいので、生野菜などで食べるのがおすすめです。
・食物繊維
食物繊維はコレステロールの吸収や食後の血糖値の上昇抑制、便通の改善などに役立ちます。
上記の野菜350gを摂取しても、1日の食物繊維量の約半分程度しか取れないため、副菜には野菜だけでなく、きのこや海藻類、いもなども合わせて食べましょう。
栄養・食生活についてお困りのことがあったら…
厚木市では管理栄養士・保健師による各種講座を実施しています。
また、お電話や来所でもご相談ができます。
栄養・食生活についてお困りのこと、わからないことがありましたらお気軽に健康医療課までお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康こどもみらい部 健康医療課 健診・予防係
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更新日:2025年01月10日
公開日:2025年01月10日