「ノロウイルス食中毒警戒情報」の発令について

更新日:2024年12月02日

公開日:2023年11月07日

令和6年12月23日に、神奈川県内に「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されました。

感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12月の中旬頃にピークとなる傾向があります。この時期に発生する完成性胃腸炎のうち、特に集団発生例の多くは、ノロウイルスによるものであると推測されております。
予防のポイントを守り、食品等の取扱いには十分に注意し、食中毒の予防に努めましょう。

ノロウイルス食中毒警戒情報発令期間

令和6年12月23日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、冬期を中心に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
症状は、下痢、おう吐、腹痛や発熱などで、2日から3日で回復しますが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者では重症化することがあります。
感染力が強く「食品から人」だけでなく「人から人」に感染するため、集団感染につながる恐れがあります。
また、回復後もしばらくの間ウイルスが排泄されるため、二次汚染(汚れた手などを介して食品を汚染すること)にも注意が必要となります。

家庭での予防のポイント

1 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。
2 まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や台所用漂白剤で消毒をしましょう。
3 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
4 カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85℃から90℃で90秒以上)して食べましょう。

衛生的な手洗い

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