厚木市新生児聴覚検査について
生まれつき耳の聞こえに何らかの障がいのある赤ちゃんは、1,000人に1人から2人と言われており、先天性の疾患としては、比較的多いとされています。
新生児聴覚検査は、耳の聞こえについて精密検査を行う必要があるかを調べるものです。聞こえにくさのある赤ちゃんは、早期に適切な対応を行うことで、言語の習得やコミュニケーション能力等への影響を最小限に抑えられることが分かっています。
(参考)保護者向けリーフレット
「新生児聴覚検査でリファーの場合は先天性CMV感染の検査を受けましょう」
新生児聴覚検査費用を一部助成します
市では、全ての赤ちゃんに検査を受けていただけるよう、新生児聴覚検査費用の一部を助成いたします。助成を受けるには、厚木市新生児聴覚検査費用補助券(以下、「補助券」という。)が必要です。補助券は、「厚木市妊婦健康診査費用補助券等綴り」として、母子健康手帳交付時にお渡ししています。
助成内容、使用方法、補助額等については次のとおりです。
なお、転入された場合は、転入前の市区町村で交付された補助券は使用できません。厚木市の補助券を発行いたしますので、転入手続き後にできるだけ早く、こども家庭センターにお越しください。
対象者
聴覚検査の未受検者であって、厚木市内に住民登録がある生後60日未満の赤ちゃん
(生まれた日の翌日を生後1日目とします。)
助成内容
自動聴性脳幹反応検査(AABR)又は耳音響放射検査(OAE)・・・1回限り3,000円の助成
赤ちゃんが生まれて初めて受けた聴覚検査(初回検査)を、厚木市新生児聴覚検査費用補助券により助成します(1回限り3,000円)。検査は、赤ちゃんが眠っている間に、小さな音を聞かせ反応を検査機器で確かめます。薬を使わず、痛みを伴わず、短時間で終わり、赤ちゃんの体に負担がなく安全です。安心してお受けください。
使用方法
1 出産した(する予定)の医療機関で新生児聴覚検査を予約する。
2 検査は、出生後概ね3日以内に実施されますが、補助券は出生後60日未満まで使用できます。
3 新生児聴覚検査費用補助券(太枠内)を記入する。
4 健診当日は、次のものを必ず持参して受診してください。
(1)母子健康手帳
(2)新生児聴覚検査費用補助券
なお、補助券を提出せずに聴覚検査を実施した場合、補助券の利用はできません。
補助額
聴覚検査費用から補助券の記載金額(3,000円)が差引かれます。補助金額を上回った費用は自己負担となります。
なお、保険診療適用分及び赤ちゃんの健康診査料は補助対象外です。
注意事項
1 補助券は、「厚木市妊婦健康診査費用補助券等綴り」の表紙下に記載された発行年月日以降に利用できます。
2 補助券は、1回分の聴覚(初回)検査にのみ御利用できます。1回分の補助券に、複数回分の検査費用を充てることはできません。
3 補助券は複写(3枚1組)になっています。
4 使用後の補助券(本人控)は、母子健康手帳の予備欄に貼って保管してください。
5 補助券は、再発行いたしません。母子健康手帳と一緒に大切に所持してください。
償還払い制度
新生児聴覚検査を受診した際に、厚木市の補助券を御利用いただけなかった場合、申請により補助金額分を償還する制度があります。該当する場合は、申請期限や要件がありますので、次の内容を御確認の上、御申請ください。
申請できる人
1 補助券が利用できない健診実施機関等で聴覚検査を実施した場合
2 新生児聴覚検査費用が補助額(3,000円)に満たなかった場合
3 厚木市に転入をした日から転入の届出をした日までの間の受診であって、補助券の交付を受けることができなかった場合
申請に必要な書類等
1 母子健康手帳
2 未使用の新生児聴覚検査費用補助券
3 領収証(原本)
4 印鑑(朱肉を使うもの)
5 預金通帳など振込口座のわかるもの
申請期限
新生児聴覚検査の実施から60日未満
(受診日を0日とし、受診後60日を超えない範囲で御申請が必要です。)
(注意)期限を過ぎた場合、お手続きができなくなりますので御注意ください。
里帰り等で期限内の来所が難しい場合は、事前にこども家庭センターまで御相談ください。
申請場所
保健福祉センター2階 こども家庭センター
厚木市新生児聴覚検査実施要綱 (PDFファイル: 131.5KB)
厚木市新生児聴覚検査助成金交付要綱 (PDFファイル: 107.3KB)
この記事に関するお問い合わせ先
健康こどもみらい部 こども家庭センター こども保健第一係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1
電話番号:046-225-2203
ファックス番号:046-223-7066
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2024年04月01日
公開日:2024年04月01日