令和元年度効果検証について
効果検証報告書がまとまりました
厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「総合戦略」という)の令和元年度効果検証結果(平成30年度を対象)につきましては、三つの達成指標(合計特殊出生率の上昇、定住促進、雇用の創出)に位置付ける四つの数値目標において、「合計特殊出生率」は現状値として設定した平成25年から上昇を続けてきましたが、平成29年に下降し、平成30年は更に下降しました。
また、「20歳代の転出超過数」は、現状値として設定した平成26年から順調に減少を続けてきており、平成30年度についても目標値を達成しております。
なお、「事業所数」と「就業者数」については、経済センサスが実施されていないため、評価の対象とはしていません。
五つの基本目標ごとに設定している「重要業績評価指標(KPI)」については、それぞれ目標値に対する達成率から、おおむね順調に進捗している状況です。
以上のことから、「厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置付ける平成30年度の施策は、「おおむね順調」に進捗していると考えられます。
これらの結果を踏まえ、引き続き、「子育て環境日本一」を目指した施策を充実させるとともに、「合計特殊出生率」に影響を及ぼすと考えられる20 歳代・30 歳代の転出抑制・転入促進に向けて、一層効果的な施策を展開する必要があります。
効果検証とは
目的
総合戦略の進行管理
総合戦略の数値目標を達成するためには、実施した施策・事業の効果の検証と改善を図る必要があります(計画策定(Plan)、推進(Do)、評価(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルの確立。)。
そこで、評価に当たっては、施策ごとに重要業績評価指標(以下「KPI」という。)を設定し、政策効果を客観的な指標により検証し、必要な改善を行います。
市民に対する説明責任
総合戦略の達成状況や今後の方向性を公表し、市民の皆様と共有を図ることにより、市民の皆様と行政が一体となり、総合戦略の取組を推進します。
効果検証の方法
次の事項について、目標値に対する実績値を比較し、数値による達成状況を明確にします。なお、KPIに位置付ける市民満足度については、令和元年度に実施した調査結果(平成30年度の施策に対する満足度)を実績値としています。
- 総合戦略に掲げる三つの達成指標・四つの数値目標
- 総合戦略の五つの基本目標に位置付けるKPI
対象年度
平成30年度
達成指標・数値目標の進捗状況
達成指標 |
数値目標 |
平成30年度 |
平成30年度 |
達成率 |
---|---|---|---|---|
合計特殊出生率 |
1.42 |
1.38 |
1.25 |
90.6% |
20歳代の |
81人 |
111人 |
39人 |
100.0% |
事業所数 |
10,600事業所 |
9,998事業所 |
9,602事業所 |
96.0% |
就業者数 |
159,300人 |
146,661人 |
147,906人 |
100.0% |
- 目標値は、数値目標の達成に向け、各年の進捗を測るため目安として設定している数値です。
- 事業所数・就業者数の目標値と実績値は、平成29年経済センサスー活動調査が未実施のため、平成28年目標値と実績値(確報値)を記載しています。なお、民営事業所のみの数値となります。
基本目標に設定したKPIの進捗状況
基本目標 |
平成30年度達成率平均 |
---|---|
1.若い世代の結婚・出産・子育てへの希望と未来を担う子どもたちの夢をかなえる |
90.1% |
2.住みたい、働きたい、訪れたいと思える魅力あるまちを創出し、全国に発信することにより新たな人の流れをつくる |
85.2% |
3.市民が生きがいを感じ、健康で安心して暮らせるまちづくりを推進する |
92.3% |
4.人口減少による将来への影響を見据えた自主・自立のまちづくりを推進する |
94.9% |
5.働く場をつくることにより、定住者を増やし経済活動を盛んにする |
77.3% |
評価結果
評価結果の詳細につきましては、令和元年度効果検証報告書をご覧ください。
関連ファイル
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この記事に関するお問い合わせ先
企画部 企画政策課 計画調整係
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電話番号:046-225-2455
ファックス番号:046-225-3732
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日