【7月23日】消防団消防操法大会を実施しました

消防団員の熱き夏の戦い

厚木市内の消防団員がチームで消防資器材の操作技術を競う「消防団消防操法大会」が23日、厚木市消防訓練場（三田1475－1）で開催されました。8チーム32人が参加し、日頃の訓練の成果を披露しました。

この大会は、消防基本技術と士気の向上を図るため、市消防本部が2年に1度開催し、今回で19回目。2021年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られたため、4年ぶりの開催となりました。各地区から選抜された4人の団員がチームを組み、消防車に搭載する小型ポンプを連携して操作できるよう、訓練を積み重ねてきました。

この日は、各チーム指揮者の「操作始め」の号令で、操法がスタート。選手たちは素早くかつ安全な操作でホースとポンプを結合し、消火の準備を整えました。大勢の消防団員や市民らが見守る中、選手たちは大きな声で号令を掛け合いながら的確に操作。その後、勢いよく水が放たれ火元に見立てた的が倒されると、会場からは自然と拍手が湧き起こりました。

表彰式では、最優秀・優秀・優良チームと、最も優秀な操作をした個人を表彰し、市長から賞状や優勝旗が手渡されました。

最優秀賞を受賞した第2分団チーム（依知地区）指揮者の佐藤洋輝さん（36・関口）は「賞が発表された時は感動した。受賞できたのは団員の皆さんの応援と励ましのおかげであり、感謝の気持ちでいっぱい」と涙を流して喜んでいました。

最優秀賞の第2分団チームは、2024年1月14日に開催される消防出初め式でも演技を披露する予定です。

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