【9月3日】総合防災訓練を実施しました

更新日:2023年09月04日

公開日:2023年09月04日

住民が水消火器を実際に使っている様子

自治会ごとに地域の実情に合わせた訓練を実施

いざという時に備えて

厚木市は9月3日、都心南部直下地震をはじめとする大規模な災害に備えるため厚木中央公園(厚木市寿町3-424-1)などで総合防災訓練を実施しました。市民や職員ら約1万6000人が避難所開設や防災資機材の取り扱い、初期消火などの訓練に取り組みました。

この訓練は、市民や市職員一人一人が災害への意識と対応力を高めるため毎年実施しています。感染症の影響で縮小していた規模を3年ぶりに通常に戻して開催しました。

この日、厚木中央公園では市職員らが、震度6強の地震を想定し簡易トイレやテント設営、土のうの作り方などを確認。市役所内では大規模災害時の天井崩落を想定しての救助訓練を実施しました。市内では自主防災隊が地域の実情に合わせた訓練を展開。厚木神社境内(厚木町3-8)での訓練には、自主防災隊を中心とした約30人の住民が参加しました。地震から身を守る行動をとるシェイクアウト訓練からスタートし、消火や負傷者の救出救護訓練に取り組みました。最後には、チェーンソーや発電機など機材の使い方を一つ一つ確認しました。

親子で訓練に参加した安田和真さん(46・厚木町)は「初めて参加した。いざという時に備えて、消火器などの使い方を知っていると安心できる」と真剣な表情で話しました。補助を受けながらチェーンソーを体験した息子の碧葉くん(12)は「初めて触ったが想像以上に使うのが難しかった」と話しました。訓練を見守った山口貴裕市長は「災害はいつでもやってくるという危機感を持って、いざという時に行動ができるよう備えましょう」と述べました。

厚木市では、地震や洪水などの災害リスクを示したオールハザードマップを配布。近年、発生している多様な災害に対応できるよう日頃から市民に準備を呼びかけています。

問い合わせ 危機管理課046-225-2190

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