【10月4日】全国初の公道走行実験を森の里地区でスタートしました
コンパクト・プラス・ネットワーク型のまちづくりを目指して
厚木市は4日、次世代の移動手段の一つとして期待される乗り物「モビリティスクーター」の全国初となる公道走行実験をスタートしました。初日には森の里公民館(森の里1-31-1)で見学試乗会を開催し、地域住民ら約50人が参加し、珍しい乗り物に興味を寄せていました。
この実験は、超高齢社会に対応した新しい移動手段の可能性や利便性を検証することを目的に、厚木市と公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が実施。スクーターは、一人乗りで長さ137センチ・幅66センチの電動・低速な乗り物。欧州をはじめとする諸外国で、高齢者などの移動や生活を支援する乗り物として普及が進んでいます。
この日の試乗会では、財団の門野秀行理事長が「走行実験の機会をいただきうれしい。年齢・性別・障がいの有無などに関わらず、気軽に行きたい時に行きたい場所へ移動できるのは有意義」とあいさつ。続いて、財団のスタッフがスクーターの機能や運転方法などを説明した後、住民が会場周辺の道路で実際に操作を体験しました。参加者たちは新しい乗り物のスピードや乗り心地を確認しながら、楽しそうに運転していました。
操作を体験した小松栄次さん(77・森の里)は「スピードが速いと少し不安定に感じたが、慣れてくるものだと思う。森の里地区は高齢化率が高く坂道も多いので、ちょっとした外出には便利」と話しました。
厚木市では、12月15日まで、住民数人がモニターとなり森の里地区内の移動に同スクーターを活用。利用者からの感想やアンケートなどで効果の検証を進め、コンパクト・プラス・ネットワーク型のまちづくりを目指していきます。
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補足:コンパクト・プラス・ネットワーク型のまちづくり
誰もが快適に移動でき、地域で暮らし続け、働き続けることができるまちづくり
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更新日:2023年10月04日
公開日:2023年10月04日