【10月20日】厚木市立病院で開設20周年記念の講演会を実施

信頼される病院として

4月に開設20周年を迎えた厚木市立病院で20日、記念の講演会が開かれました。節目の年を記念して一般公募したタグライン「頼れるチーム寄りそうココロ」の考案者・菊池直幸さん（58・市内在住）の表彰も実施。代理で出席した妻の京子さんに、長谷川節病院事業管理者から賞状と賞品が贈られました。

市立病院は2003年4月、県からの移譲を受けて開設。12年から新たな病院の建設を開始し、17年に全面オープンしました。コロナ禍には、感染症病床を増設して中等症患者を受け入れました。昨年には、県がん診療連携指定病院、周産期救急医療システム協力病院の指定を受けた他、一次脳卒中センターにも認定されるなど、地域の基幹病院としての役割を担っています。

この日、長谷川病院事業管理者は「これまで支えていただいた皆様に感謝を申し上げたい。20周年を迎え、より成熟した病院として地域を支えていきたい」。山口貴裕市長は「多くの皆様の協力があって今の市立病院がある。これからも市民の皆様の健康と命を守れるよう取り組んでいきたい」とあいさつしました。

タグラインの表彰を受けた菊池京子さんは「選出いただきありがとうございます。家族が入院した際、寄り添っていただいた病院の皆さんへの感謝の気持ちを込めました」と、直幸さんのコメントを代読しました。

続いて、東京慈恵会医科大学の衛藤謙教授が「大腸がん・早期発見のすすめ」をテーマに講演。分かりやすくがん予防の必要性を説明し、市民や医療関係者100人が聞き入りました。

市立病院では8月、手術支援ロボット「ダビンチXi」の運用を開始。今後も高度な医療の提供に力を入れていきます。

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