【11月27日】中津川で無人航空機（ドローン）の活用に関する合同訓練を実施しました

ドローンを活用した操作訓練の様子

災害時等で活用するドローン

プロのパイロットと連携を確認

厚木市消防本部は27日、市と包括連携協定を結ぶスカイジョブ合同会社と無人航空機（ドローン）の活用に関する合同訓練を中津川沿いの道満スポーツ広場（中依知217）で実施しました。消防隊員8人が参加し、同社のパイロット・髙梨智樹さん（24・戸室）のアドバイスを受けながら操作を確認しました。

この訓練は、ドローン操作の技術向上と消防隊員相互の連携強化を図ろうと、市消防本部が主催。2020年に締結した協定に基づき実施し、今回で3回目となります。

この日は、実際の災害時活動と同様、ドローンの設定などの活動準備からスタート。続いて、中津川での水難事故を想定した検索訓練を開始。要救助者を検索するため、河川上の目標地点にドローンを飛ばし、高さや搭載しているカメラの向きを変える操作などを実施し、さまざまな角度から検索できるよう技術向上に取り組みました。

訓練に参加した消防総務課の小原良太さん（36）は「実際の現場を想定した貴重な訓練機会となった。今回学んだドローンの操作や知識をみんなで共有していきたい」と話しました。髙梨さんは「河川での合同訓練は初めて。要救助者を探す実践的な訓練を経験でき、勉強になった」と話しました。

市消防本部では3機のドローンを配備。職員の技術向上に努め、水難事故をはじめとする各種災害に備えています。

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