【12月2日】「あつぎヒューマンライツフェスタ」を開催

更新日:2023年12月01日

公開日:2023年12月01日

開館式典の様子

受賞した生徒たち

作文や映画上映で人権の大切さを考える

人権週間(12月4~10日)に合わせ厚木市は2日、あつぎのえいがかんkikiで「あつぎヒューマンライツフェスタ」を開催しました。中学生人権作文・ポスターの表彰や朗読、人権に関する映画の上映などに、市民ら約79人が参加しました。

イベントは、子どもや高齢者、障がい者、外国籍の市民など一人一人の人権の大切さを考えるため厚木市と厚木市教育委員会が開催。夏休み期間中、中学生を対象に募集した人権作文1108点、ポスター55点の中から市長賞や教育長賞などの優秀作品11点を選出しました。

同日、開催に当たり山口貴裕市長は「社会では差別やいじめ、誹謗中傷などの問題が取り沙汰されている。平和な社会づくりには相手を思いやる心が大切。個性を尊重・大切にする気持ちを持ってほしい」とあいさつ。表彰式では、山口市長らが受賞者に表彰状を手渡しました。表彰を終えると、人権作文で市長賞を受賞した阿部優南さん(睦合中・2年)と教育長賞の伊澤美彩さん(藤塚中・3年)が作文を朗読。自身の経験から感じた言葉の重み・伝え方の大切さや、障害に対する偏見を無くし、個性として認められる世の中になってほしいなどの作品に、来場者は真剣な表情で聞き入っていました。イベントの最後には、家族の中でただ一人健聴者である少女の姿を描いた映画「コーダ あいのうた」を上映しました。

作文を朗読した阿部さんは「いじめのない世界にしたいという思いで書いた作文。相手にどのような言葉をかけたらうれしい気持ちになるのかを考え、みんなにすてきな言葉のプレゼントをしたい」と話しました。

同市は、多くの市民たちが人権を考えてもらうきっかけになるよう、12月10日まで人権ポスター入賞作品21点をあつぎロードギャラリーに展示します。

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