【12月17日】和田傳文学賞の授賞式を実施
小・中学生の優れた文学作品を選出
厚木市内の小・中学生が創作した文学作品に贈られる「和田傳文学賞」の授賞式が17日、あつぎ市民交流プラザで開かれました。和田傳大賞と特選に選ばれた11人のうち9人が出席し、山口貴裕市長から賞状を受け取りました。
この文学賞は、市と教育委員会が主催。郷土の作家で名誉市民の故和田傳氏の遺志による寄付金で創設した基金を基に実施しています。37回目の今回は、市立小・中学校から出された作文や詩、短歌140作品を対象に審査を実施。大賞3作品、特選8作品、入選24作品、佳作105作品が決定しました。
この日の授賞式で、山口市長は「皆さんの作文、詩、短歌を読ませていただいたが、どれも真っすぐでみずみずしい作品だった。これをきっかけに、さらにがんばっていただきたい。皆さんの夢を応援していきたい」と祝福しました。
続いて、大賞受賞者3人が作品を朗読。白須乙羽さん(南毛利小3年)は作文「心がおちつかない」、宇都宮三岳さん(上依知小5年)は詩「山鳩が鳴いている」、池田開惺さん(荻野中2年)は作文「本が教えてくれること」を、来場者の前で読み上げました。
白須さんは「初めは大賞の意味も分かっていなかったけれど、うれしかった。今日の朗読は緊張した」。宇都宮さんは「詩で表現するのは難しいけれど、だからこそチャレンジした。これからも続けていきたい」。池田さんは「和田傳大賞がどんなものか分かっていなかったけれど、すごい賞だと知って感動した。作文に書いたように、これからもたくさん本を読んでいきたい」と話しました。
和田傳大賞の3作品は、市のホームページで公開しています。
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更新日:2023年12月19日
公開日:2023年12月19日