【12月27日】歳末火災特別警戒を実施中

年末の火の元に要注意

厚木市消防本部と厚木市消防団は、年末の忙しさや空気の乾燥による火災の増加を防ぐため「火を消して不安を消してつなぐ未来」をスローガンに12月25日から歳末火災特別警戒を実施しています。12月27日には厚木中央公園（厚木市寿町3-424-1）で市長が警戒に当たる消防職員と消防団員ら90人を激励し、士気を高めました。

歳末火災特別警戒は慌ただしい時期に入り火災が増えることが予想される年末に合わせて毎年実施。12月31日まで厚木市消防本部と厚木市消防団が車両などで巡回して火災予防を呼び掛けます。

この日、厚木中央公園には消防職員37人と各地区で活動する消防団員ら53人が集まりました。厚木市消防団副団長と厚木消防署長は市長に特別警戒期間の火災発生状況を報告。山口貴裕市長は「寒い中、連日の活動に感謝申し上げる。火災が起きないよう、残り数日も注意を呼び掛けてほしい」と話しました。激励を受けた消防団員たちは各消防団車両に乗り込み、消防車両の赤色灯を点灯させ管轄する区域へ出発。外出や就寝前の火気の確認などを呼び掛けながら巡回しました。

川田啓一郎消防団長は「市民の皆さんが安心して新年を迎えられるよう呼び掛けを実施している。簡単な対策で防ぐことができる火災もあるため、忙しい中でも注意してほしい」と話しました。

市内では、今年59件の火災が発生。厚木市消防本部はストーブやこんろなど火の使用中はそばを離れない、燃えやすいものを火元の近くに置かないなど、対策を呼び掛けています。

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