【1月22日】能登半島地震の緊急消防援助隊活動報告会を実施

被災地の現状を報告

令和6年能登半島地震の発生に伴い、1月9日から20日まで石川県輪島市に派遣されていた厚木市消防本部の各隊長9人が22日、厚木市役所で山口市長に現地の状況などを報告しました。

今回の派遣は、消防庁長官からの要請を受けて実施。緊急消防援助隊神奈川県大隊の一員として12日間にわたり、計38人の隊員が被災地で救助や救急、後方支援活動などに当たりました。

隊員たちは「被災地に向かう道路状況がひどく、たどり着くまでに36時間を要した。到着後もすぐには被害状況を把握できず、建物の残骸を探すところからの活動だった」「凍結や降雨など、刻一刻と変わる天候の中での活動はいつも以上に体力が奪われた。体調管理を徹底しながら慎重に活動に当たった」など、現地での状況を説明しました。報告を受けた山口市長は「命の危険と隣り合わせの中で活動し、無事に戻ってきてくれたことに感謝している。引き続き安全に気を付けながら支援活動をお願いしたい」と述べました。

消防本部では22日現在、第4次派遣隊として8人、第5次派遣隊として7人の隊員を現地へ派遣しています。

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