【1月28日】あつぎ郷土博物館で開館5周年記念セレモニーを開催

更新日:2024年01月28日

公開日:2024年01月28日

博物館5周年記念セレモニーで相模里神楽垣澤社中が演技を披露している様子
博物館5周年記念セレモニーで相模里神楽垣澤社中が演技を披露している様子
市内遺跡から出土した有孔鍔付土器や力士埴輪など、全5種類のカプセルトイを回している様子

歴史の聖地の拠点として

1月に開館5周年を迎えたあつぎ郷土博物館(下川入1366-4)で28日、記念のセレモニーが開かれました。市指定無形民俗文化財の相模里神楽垣澤社中が節目を祝う演目を披露し、訪れた地域住民約130人は真剣に見入っていました。

博物館は、1998年に開館した郷土資料館の老朽化に伴い、2019年に移転オープン。展示会や講演会、人形芝居や里神楽などの民俗芸能の紹介、体験型のイベントなどを実施し、23年12月末までに延べ約13万人が来館しています。

この日、山口市長は「多くの皆様のお力添えをいただき、5周年を迎えられたことに感謝している。厚木には素晴らしい歴史がたくさんあるので、今後も博物館をご愛好いただきたい」とあいさつ。その後、相模里神楽垣澤社中が、舞台の幕開けのお清めとして演じる「寿式三番叟」や、魔除けの意味を持つ「寿獅子」など、5周年を祝う五つの演目を披露しました。来館者は、伝統的な衣装に身を包んだ演者の躍動感ある舞に魅了されていました。

セレモニーに夫婦で参加した高橋実さん(74・宮の里)・朱美さん(72・宮の里)は「博物館にはイベントや体験があるときなどによく来ている。相模里神楽垣澤社中を見たのは初めてで迫力があり、厚木の文化に触れられて良かった」と話しました。

博物館では2月25日までの間、考古学を題材にしたお菓子作りや資料上映会など五つの催しを実施する他、市内遺跡から出土した有孔鍔付土器や力士埴輪など、全5種類のカプセルトイを販売。市内の歴史を身近に感じられ、子どもも大人も楽しめるイベントが開催されます。

問い合わせ あつぎ郷土博物館 電話046-225-2515

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