【2月2日】6市町村で県央相模川サミットを開催

広域課題の解決に向けて

広域での課題解決を話し合う「県央相模川サミット」が2月2日、相模原市民会館（相模原市中央区中央3-13-15）で開かれました。相模川周辺の6自治体（厚木・相模原・海老名・座間市、愛川町、清川村）の首長が防災対策やカーボンニュートラルの推進などを協議しました。

このサミットは、環境対策などの行政が抱える課題の解決を目的に2009年度から毎年開催し、今年で15回目。共通する課題の解消に向けて相互に連携・協議しています。

この日は、防災対策・カーボンニュートラル推進の他、中日本高速道路株式会社と連携した6市町村の魅力発信を議題に意見交換を実施。「ペットを連れた避難場所の検討を進めている」「カーボンニュートラルの推進には広域の連携が必要」など、活発な意見が交わされました。最後には、令和6年能登半島地震への対応として、被災地支援への協力体制が合意されました。連携に当たっては、県央相模川サミットの構成市町村だけでなく、秦野市、大和市、伊勢原市、綾瀬市を加えた10市町村で支援を進めることとなりました。

県央相模川サミットの会長である厚木市の山口貴裕市長は「県央地区は、圏央道・新東名など交通の分野で期待されていて、企業誘致のエンジンとなる場所だと思う。共通課題は協力して解決し、魅力はさらに磨き上げていきましょう」と力を込めました。

県央相模川サミットではこれまで、「相模川流域の水害対策」や「ナラ枯れ対策」「カーボンニュートラルの推進」などの課題をテーマに協議。河川の環境保全の一環として「6市町村合同クリーンキャンペーン」などに取り組んでいます。

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