【2月19日】市内の小学生が動植物の研究で優秀賞を受賞

あつぎ郷土博物館の学芸員が研究をサポート

神奈川県内の小・中学生の動植物の研究成果を対象にした「木原記念こども科学賞」で、市立北小学校2年の三橋叶大さんが優秀賞を受賞しました。15日にあつぎ郷土博物館を訪れ、佐後佳親教育長と研究をサポートした槐真史学芸員に受賞を報告しました。

三橋さんは、2020年頃からあつぎ郷土博物館を訪れ自然科学の講座にも参加。22年から市内の河川などでトンボのことを調べ始め、槐学芸員が研究の進め方や手法、レポートのまとめ方などを助言してきた。受賞した作品は、「ぼくが見つけたトンボ図かん2023年」。観察した結果を科学的な手法でまとめたことが評価されました。

三橋さんは「身近にいる大好きなトンボの魅力を伝えたくて図鑑を作った。受賞できて、とてもうれしかった。トンボの絵を描くのは大変だったけれど、がんばってよかった。これからもトンボの研究を続けたい」と受賞の感想を語りました。

槐学芸員は「トンボの素晴らしさを広めたいという明確な目標があり、根気とこだわり、情熱でまとめ上げたレポートが高評価を得たのは自信につながったと思う。これからの成長が楽しみ」と話しました。

三橋さんの作品は、3月31日まであつぎ郷土博物館のロビーに展示されています。

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