てんぐ巣病(サクラ類)について

更新日:2024年06月04日

公開日:2024年06月04日

サクラ類のてんぐ巣病とは

ソメイヨシノなどのサクラ類には「てんぐ巣病」という樹木の病気があります。これはカビの一種が原因で発生する伝染病で、感染すると枝から小枝がたくさん発生します(枝の一部がふくれてコブとなり、この付近からいっせいに出た小枝はほうき状に見えます)。

また、小枝にはほとんど花芽がつかず、花が咲かなくなり、放置しておくと徐々に蔓延し、感染した枝はやがて衰弱し、枯死してしまいます。

てんぐ巣病にかかったサクラ(赤い丸の中が病気の枝)

てんぐ巣病にかかったサクラ(赤い丸の中が病気の枝)

対処の方法

予防や薬剤による防除方法は確立されておりません。
てんぐ巣状の小枝を発見した場合は、次の方法で剪定処理(駆除)しましょう。

  1. てんぐ巣病にかかった枝のコブの部分も含めて切り落とします。
  2. 切り落とした枝は放置せず、市の資源回収「せん定枝等のリサイクル」に出してください。
  3. サクラの木の方の切り口には、切り口からの細菌の侵入を防ぐため、ペースト状の殺菌剤を塗布してください。
  4. 落葉樹の場合は、特に冬に見つけやすく、病気の早期発見にもなるため、剪定処理は、冬期間(12月から2月)が適期といわれております。

(この対策を、3年程度継続して行うのが効果的といわれております。)

せん定枝等のリサイクルについてはこちら

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