令和5年度第3回厚木市社会教育委員会議報告

更新日:2024年04月17日

公開日:2024年04月17日

会議概要

会議主管課

社会教育部社会教育課

会議開催日時

令和5年12月12日(火曜日)午後3時00分から午後4時45分まで

会議開催場所

厚木第二庁舎4階 教育委員会議室

出席者

社会教育委員 12人(3人欠席)
社会教育部長、社会教育課長、社会教育係長、担当主事、社会教育指導員

説明者

社会教育係長

令和5年度第3回会議結果は以下のとおりです。
なお、第3回会議の傍聴者はありませんでした。

1 開会

2 議長あいさつ

3 案件

(1)各種会議等の報告について


説明:事務局 資料により説明

議 長:それでは過日行われました、11月21日、22日の関東甲信越静社会教育研究大会に委員4名が参加されましたので、分科会の報告をお願いします。

委 員:私は第5分科会に出席してきました。栃木県真岡市でNPO法人まわたという団体が「まねっこ食堂」というものをフードバンクから発展させ始めたそうです。子ども食堂というのは貧困等の課題に対応するために実施するもので、最初はそういう目的で実施していたそうです。ところが、目に見えない子どもたちの問題として、現実にはお母さんが仕事をされていたり、子どもが栄養を十分に取れなかったりという課題があり、そういう課題に対応した食堂が必要だということで、頑張って活動しているという内容の発表でした。

あともう一点、静岡県裾野市の社会教育委員長が、人と挨拶するということは、まず人を知らないと挨拶ができないという発想から「何もしない合宿」というのを始めたそうです。これは2023年までに77回も実施しているそうです。何もしないというのは、ご飯を食べてきて、校長先生にお話しして講堂・体育館を開放してもらい、ただ寝袋を持ってきて過ごしているとのことですが、そこで何もしないので何も起こらないのではないかと思っていたら、泊まると子どもたちはコミュニケーションを取り始めて、知り合うということが起きたそうで、それを続けているとのことでした。

それと高校のことになりますが、地域の裾野高校の1年生の人数と同じ人数の地域の高齢者の方を呼んで、フォークダンスのように椅子を並べて、話し合いをする機会を設けたとのことです。自分たち高校生の間で問題となっていることを地域の人に話して、地域の先輩たちがそれを聞いて話し合うことでコミュニケーションが取れて、名前を知り合って、地域に戻ると挨拶ができるという、そういう取組みをされているとのことでした。

議 長:それでは次の委員、お願いします。

委 員:私は、隣の愛川町と宇都宮市の清原地区の発表である第3分科会に出席しました。愛川町の発表は、とても興味深く聞かせていただきました。人とのつながりということと文化の継承という2つをテーマとして取り組まれたということを発表されたのですが、例えば人とのつながりというところでは「子ども食堂」であるとか「駅伝大会」そんな取組みについて発表がありました。文化の継承の中では、半原では昔から、頼朝のことを研究して後々の人たちに伝えており、また、三増合戦というものを紙芝居にして子どもたちや町民の方たちに継承していく活動がされているということでした。

もう一つ宇都宮市の清原地区の事例発表では、行政の方が地域づくりを通して社会教育の担い手を育てたいという狙いがあったようで、それと共に地域への愛着を深めることを考えているとのことでした。清原地区の歴史を学習したり、農資源が豊かであることを実感したり、伝説や民話を聞いたり、スマートフォンを利用して地区の魅力を発信したりする取組みを通して、郷土愛を高めているという話でした。企業や大学の力を借りながら積極的に地域の魅力を捉えることで、まちづくりや人材の育成につなげていることは素晴らしいと思いました。

議 長:では、次の委員お願いします。

委 員:私は第2分科会に出席しました。ここでは埼玉県白岡市と栃木県栃木市の発表がありました。白岡市では「町ぐるみん白岡」という団体を作って、学校応援団交流活動やクラシックコンサートを実施したり、我が家のチェックシートという名称で、家庭で実践してほしいことや日常の生活で大切なことをチェックするシートを配布して回収する取組みをしたり、祭りなどのイベントへの子どもの参加支援や雑木林の清掃活動を実施してボランティア活動への意識の醸成を図ることなどの取組みについて紹介がありました。また、栃木市は組織を作って活動の準備をしているということで、10の中学校区を基本とした10の公民館があって、そこが地域学校協働本部の役割を担うという部分は厚木市に似ていると感じました。栃木市は実際の活動に移す段階で課題を感じているところがあるようですが、今後、学校・家庭・地域の絆を深めながら地域ぐるみで子どもたちの生きる力を育成していきたいという話しでした。

(2)地域ぐるみ協育フォーラムについて

説明:事務局 資料により説明

議 長:フォーラムの名称について、今回は厚木市独自のものとして『協育』という造語になっています。この地域ぐるみ協育フォーラムという名称については、何回か話がありましたけれども、開催要領につきましては今回が最終の提案です。何かこれにつきまして、ありますか。時間の配分等につきましても、小委員会の方で話をしてきた経緯があります。今までグループワークの時間が足りないということで、今回は60分に時間を増やしましたが、いかがでしょう。内容についてはよろしいですか。

基調講演までは一つの会場で、テーブルなしの椅子だけで実施します。また、基調講演が終わった後はグループワークの時にアミュースタジオとミュージックルームに分かれて開催します。

それと公民館の活動発表については、職員が発表するのですか。

事務局:各公民館に発表をお願いしています。厚木北公民館からは職員が、睦合北公民館からは地区館長が発表されるという報告を受けています。

議 長:他に何かありますか。最後のまとめはどんなふうになりますか。会場が分かれているのでどんな話になった等が分からないと思うのですが。

事務局:総括というイメージになりますが、Web会議のツールを活用して会場をつなぎ、講師の方に総括していただきたいというふうに想定してます。

議 長:どうでしょう、最後は総括ということで講師の方がまとめて、締めくくりをするということです。一つの会場でできればよいのですが、会場の制約がありできないため、それでPCを使って進めるということです。よろしいですか。役割分担も、そう難しいことではないと思いますので、よろしいでしょうか。

事務局:当日出席する職員の人数も増えています。

議 長:アンケートはいかがですか。アンケートに関しては、答えを想定して設問を作るわけですが、ポイントは私たちが想定した方以外の方にも参加しもらった方が良いのかどうか、そのあたりの視点があると面白いですね。いかがでしょうか。何か設問事項でありますか。

議 長:では私からとなりますが、私も社会教育委員になって研修会や分科会に出席して、どの分科会でもそうなのですが、やはり時間がないせいか答えが出そうで出ないのです。それでいいのかと思いながらも、30分で結論を出すというのはなかなか難しいです。今回もグループワークがありますが、答えを一つにしないで、出てきたものを素直に発表できるようなスタイルの方が私は良いと思います。今回は余裕をもってグループワークを50分間ということで、どんなものが出てくるのか、楽しみです。

他にグループワークについて、いかがですか。

委 員:講師の方がグループワークの時に、どんな風に進めていかれるのかというのは大きいと思います。自分が所属している団体のことですけれども、やはり話すといっぱい出てきて、そこで流れというものがあるのですが、そこから先どうするかということはなかなか出てこなくて、そのようなことを繰り返していることがあるので、そこで何かこう一つに絞ってもらうという方法もあるし、あまり絞りすぎると話ができないことがあるもしれません。それはまた難しいと思いますが、講師の方に具体的にどんな話をされるのか、そのあたり調整していただけるといいと思います。

委 員:講師には難しいかもしれませんが、情報交換しながら皆さんの今後の参考にしていただければ良いと思います。

議 長:神奈川県には19市あり15市に公民館が配置されているのですが、そこには地区市民センターが100%配置されているのは厚木市だけで、全国的にもほとんどない、これは厚木市の特徴です。ということは社会教育のいろいろな活動が手の届くところにあり、すぐに行けるところに地区市民センターがあるということで、厚木市の話になれば、話題については欠かないですね。そういうきめ細かな配置がされていますから、何らかのことが話せます。

(3)その他

来年度の厚木市の組織改正について

4 閉会

副議長

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