令和7年度第2回厚木市消防審議会 会議録
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会議主管課 |
消防総務課消防総務係 |
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会議開催日時 |
令和7年11月13日(木曜日) |
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会議開催場所 |
消防本部3階会議室 |
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出席者 |
厚木市消防審議会委員7人 |
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説明者 |
消防長、次長兼警防課長、厚木消防署長、北消防署長、消防総務課長、指令課長、予防課長、救急救命課長 |
会議経過は次のとおりです。
1 挨拶
田村会長 挨拶
消防長 挨拶
2 開会
〇 次長兼警防課長
それでは、ただいまから厚木市消防審議会を開催いたします。
初めに、出席委員の委員数の確認でございますが、本日は8人中7人の出席であります。
厚木市消防審議会規則第6条第2項の規定によりまして、定足数に達していますことをご報告申し上げます。
なお傍聴人はおりません。
本審議会では会議等の公開に関する指針・3会議の公開の基準に基づき、審議会等の会議内容は、原則として、公開するものとされております。
つきましては、会議録の公表等について、第1回会議と同様の形をとらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
3 議題
(1) 厚木消防署本署再整備に向けての進捗について
〇田村会長
それでは議題について、議題の1、厚木消防署本署再整備方針の制定について、事務局から説明をよろしくお願いいたします。
〇消防総務課長
《資料に基づき説明》
〇田村会長
ただいま事務局から説明がありました内容につきまして、委員の皆様からご質問等がありましたらお願いします。
この件については、パブリックコメントを経て、市の経営戦略会議で方針が策定されたとのことですが、ご意見、ご質問等いただければと思います。
〇落合委員
概算予算については、まだ算出できないと思いますが、消防庁舎を建て替えするにあたり、国の補助はあるのでしょうか。
〇消防総務課長
今、お話がありました補助金等の特定財源については、最大限に活用していきたいと考えておりますが、消防庁舎の建て替えについては、国の補助がないのが現状でございます。
〇落合委員
県の補助金もないのですか。
〇消防総務課長
現状では、県の補助金もありませんので、起債や一般財源で整備していくかたちになると考えております。
〇落合委員
分かりました。現状では一般財源と市債を活用した中で整備していくとのことですね。
〇田村会長
ほかに何か質問はありますか。
〇土屋職務代理
ハローワークの借用の関係ですが、市役所の新庁舎が出来るのが再来年の令和9年度ですよね。ハローワークの移転が1年ぐらいずれる場合もあると思いますが。
〇消防総務課長
市役所新庁舎については、現状ではスケジュール通り進んでいるものと考えております。また、ハローワークの借用については、県との調整の中で、今年中には賃借料について算出していただけるように依頼しているところでございます。
〇田村会長
今の県との協議は、ハローワークを仮庁舎として借りられることを前提とした協議で、あとは詳細を詰めるということでよろしいですか。
〇消防総務課長
そのとおりでございます。借りることを前提とし、現状は賃借料について協議しているところでございます。
〇田村会長
地盤調査を前倒しされたということは、令和8年度の当初予算として計上されて、議会承認を得るというプロセスでよろしいですか。
〇消防総務課長
そのとおりでございます。
〇土屋職務代理
使い勝手が悪い施設もありますので、そこはよく検討していただきたいと思います。出動の動線も含め、やっぱり、消防の職員の方が一番使い勝手をよく知っていると思いますので、今後の設計の中で、消防の意見をしっかりと取り入れてもらいたいと市民の声として思っております。
〇消防総務課長
設計につきまして、従来方式ということで、なるべく消防の意見が反映できるような形で進めていきたいと考えております。
〇田村会長
ほかに、ご質問はありますか。
〇落合委員
浸水対策についての具体的な方法はどのように考えているのか。
〇消防総務課長
浸水の想定としましては、1.4メートルとなっております。建物の1階については、車庫になる計画でおり、また、浸水が予想される場合、消防車両については、必要に応じて高台に移動させて災害対応を図ります。
また、車庫の前面の全てを止水板にすると費用もかなりかかりますので、車庫はある程度浸水しても大丈夫なかたちにして、非常電源などの重要な設備等については、浸水に影響がない上階へ配置するかたちで考えております。
〇落合委員
防水壁の高さはどのくらいを考えているのか。
〇消防総務課長
防水壁の高さについては、現状で決まっておりませんが、今後の設計の中で検討してまいります。
〇田村会長
基本的には建物が維持できるよう非常電源などの重要な設備が上階に配置されていて、建物自体は水に浸かっても問題はないという設計を考えているということですね。
〇落合委員
そういう設計であれば、あえて防水壁というか堅固なものでなくてもよいということですね。
〇消防長
消防としましては、車庫等については、ある程度浸水しても、しかたがないと考えており、建物の中の浸水を防げればいいのかと考えております。
浸水時に建物内でのいわゆる籠城は考えておらず、浸水に影響のない高台からの救助活動を展開するなどの災害対応を考えておりますので、強固な防水壁の設置については現段階では考えておりません。
〇田村会長
厚木の私の事業所では、水に浸かってはいけない半導体の設備がありますので、それを守るために防水壁を設置させていただいております。これは厚木事業所の地域性の事情で、一方で、仙台にも事業所がありまして、仙台の場合は全てそういった重要な設備については、上階へ配置しております。ただし、津波の際、例えばコンテナとか、あるいは車両等々流れてくることも予想されますので、流れてきた物で、事業所の中を損傷させるというリスクがあるので、それに耐えうる非常に頑強なフェンスを立てようという形での設計思想で、浸水は仕方がないが、物は入れないっていう設計をしています。
このようなことからも、消防署においても、地域性を踏まえ、地域の実情に応じた浸水対策を検討していただければと思います。
〇田村会長
ほかに意見はございますか。
意見がないようなので、議題(1)につきましては以上とさせていただきます。
(2)その他
なし。
4 その他
〇田村会長
それでは、次に、その他に入らせていただきます。
事務局又は委員の皆様から何かありましたらお願いします。
〇落合委員
消防職員の採用の件ですが、第1回目が上級試験、2回目が初級試験を実施していますが、その応募状況はどうどうなっていますか。
〇消防総務課長
現在、消防職員採用試験の初級を実施しておりまして、初級については募集の段階で45人、体力試験の時は30人で、一次試験での合格者は11人となっております。また、6月に実施した上級試験でございますが、申し込みが68人、書類審査を経て最終的な一次試験の受験者については30人となっております。なお、一次試験の合格者については11人という状況でございます。
〇落合委員
少子化など社会情勢の変化に伴い、企業の応募人数が不足している中で、消防職員の応募も少ないのかと思い確認したところで、先程、応募人数を聞いて少し安心しました。人がいなければ、会社もそうですが、特に消防は成り立ちませんので、これからも引き続き魅力ある厚木消防をつくっていただければと思っています。
〇田村会長
ありがとうございます。
そのほか、皆様、何かありますでしょうか。
事務局又は委員の皆様から何かありましたらお願いします。
ないようでしたら、以上で議長の座を降ろさせていただきます。
5 閉会
〇次長兼警防課長
田村会長ありがとうございました。
委員の皆様におかれましては、貴重なご意見をいただき、また、ご審議くださいまして誠にありがとうございました。
それでは最後に、土屋職務代理から、閉会のごあいさつをいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします
〇土屋職務代理
本日は、消防署の再整備計画方針、また、様々なご意見をいただき、ありがとうございました。早いもので、今年も2ヶ月を切ってしまい、この夏、35度の猛暑はどこへいったのかと感じているところでございます。そして、秋は短く、このところ急激に寒くなってきましたので、皆様、健康管理には十分留意していただきたいと思います。
それでは、以上をもちまして、第2回の消防審議会を閉会いたします。本日は、大変お疲れ様でございます。
〇次長
ありがとうございました。
今後とも、本市消防行政の発展に御支援と御協力を賜りますよう宜しくお願いいたしまします。では、この後、先月、10月1日から運用を開始しました119番通報などの際にスマートフォン等を活用し、現場の映像を消防指令センターへリアルタイムに送ることができる新たなシステム、live 119をご覧いただきたいと思いますので、恐れ入りますが、ご移動の程、よろしくお願いいたします。
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更新日:2025年11月26日
公開日:2025年11月26日