令和6年度第2回厚木市スポーツ推進審議会会議録(要旨)
会議主管課 | 産業文化スポーツ部スポーツ魅力創造課 |
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会議開催日時 | 令和6年12月11 日(水曜日) 10時00分から11時30分 |
会議開催場所 | 厚木市役所第二庁舎4階 教育委員会会議室 |
出席者 |
委員12人 |
傍聴者 | 0人 |
説明者 | スポーツ魅力創造課長、スポーツ振興係長、スポーツ施設係長 |
会議の経過は、次のとおりです。
1 開会
スポーツ魅力創造課長
2 あいさつ
会長
3 案件
(1) 令和6年度の事業実績について 【資料1】
資料1-1~8に基づき、事務局説明
(2) 令和6年度の事業予定について 【資料2】
資料2-1、2に基づき、事務局説明。
委 員:厚木市選手団が参加したよこてシティハーフマラソンはどのくらいの規模ですか。
事務局:ハーフマラソン1,000人、10km500人、2Km500人の規模です。
厚木市スポーツの聖地づくり基本構想の策定に伴う答申について【資料3】
資料3に基づき、事務局説明
委 員:16ページの調査結果で観戦に行かないが2,283人と多いですが、コメントなどはありますか。
事務局:調査した人数が4,093人で、そのうち中学生の割合が3,000人と多くなっております。中学生だと身近に観戦に行く場所が少ない、プロスポーツは有料なので観戦に行くお金がないという意見もありました。
委 員:土日だと部活をしているので行けないこともありますね。
委 員:24ページの民間活用の例のPFIなどの言葉の意味が分からない。
事務局:ここの中に書いてある、民間活用の例はすべてPPP方式です。PPPとは、公共サービスの提供において、何らかの形で民間が参画する手法を幅広くとらえた概念で、PFIのほかに、包括的民間委託や指定管理者、公的不動産利活用などの手法が含まれそれぞれ1つ1つやり方がちょっと違うので、どれが最適な方法であるかを検討し民間ノウハウを活用しましょうとの意味です。
委 員:19ページの大規模大会の開催とありますが、ソフトボールもトップリーグをもってこれない、厚木市はソフトボールが強豪ですが、そういった大会の誘致が出来ないので残念です。来年は玉川野球場で日本リーグなどを開催させていただきますが、アクセスの問題があります。駐車場も少ないのでこの辺も課題だと思います。
事務局:アクセスの問題は充分承知しておりますので、この辺も課題をもって対応していきたいと思います。
委 員:スポーツは色んな種目がありますので、1つの施設だけではなく、一体型の球場、多目的広場、フリーのスペースがあって、そこを臨時駐車場にするなど、そういった施設が全国にありますので、検討していただければありがたいです。
事務局:プロスポーツについては、今年度、バスケットボール、ラグビフットボール、ハンドボールなども開催させていただきます。
委 員:テニス協会会長から聞いた話ですが、南毛利スポーツスポーツセンターのテニスコートが12面ありますが、12面だと大会が誘致出来ずにあと4面あれば大会が開催出来ると聞きました。そういった事を配慮した整備が必要だと思います。
事務局:1998年の神奈川県で開催された国民体育大会の時に南毛利スポーツセンターでソフトテニスを開催しました。その際にはグラウンドの一部をテニスコートにして16面で開催しました。その後、各競技団体で協議して野球やサッカーが出来るような現状の形になりました。
委 員:あれだけの施設があるので、4面増やして大会が誘致出来るようになると厚木市も盛り上がると思いまして、意見を伝えさせていただきました。
事務局:国体の後には各競技の方でそれぞれ少しずつ一歩ずつ引いて現状の形になっております。テニスの大会を行うには8の倍数の面が必要となります。今後の計画の中で施設の統廃合などをすることにより様々な大会が誘致出来るよう検討していきたいと思います。
委 員:テニス協会会長の話だと、16面以上ないと大会が開催されないとのことですので、ぜひとも頑張っていただきたい。
事務局:4面を確保して大会を開催するとなると場所的に駐車場の問題が出てきます。グラウンドや体育館の使用を止めて、駐車場を確保する必要が出てきます。
委 員:住宅の近くに会場があると応援が出来ないなどの問題もあります。特にソフトテニスやテニスはラリーの音がうるさいとクレームが結構あります。
事務局:施設があるのが分かっており、あとから周りに住宅が建ってきますが、騒音やナイターの照明などのクレームが入ることがあります。
委 員:民家が近いと応援をする声援が全部聞こえて、小田原での大会では声援はなしで大会を行うなどしています。
事務局:及川球技場もナイター施設がありクレームが入る事があります。
委 員:いいタイミングですので、いろいろと考えていただきたい。
事務局:集約やランニングコストなども考え、1ヶ所に集中するかなど検討の余地があります。
委 員:アリーナの話がありましたが、荻野運動公園や東町スポーツセンターなどと同じ規模なのか。
事務局:アリーナは、皆様がスポーツを行う施設というよりは、見るスポーツ施設で観客を集める施設を考えています。
委 員:アリーナになると利用料が高くなると思います。市民が利用する施設ではないのか。
事務局:アリーナはプロスポーツなどを想定しており、利用料などを徴収して運営費していく形になると思います。
委 員:アリーナになると安定的な運営が必要かと思います。
事務局:集客を伴うプロスポーツを街中で開催出来るようになると街中が賑わい、経済の活性化の基盤となることが想定されます。
委 員:アリーナの件は分かりましたが、市民の皆様の事を考えるとやるスポーツ施設も検討していただきたい。
事務局:市内には東町、南毛利、猿ケ島、荻野などの体育館もありますので、どこまで集約できるかランニングコストなどを踏まえて検討していくことになると思いますが、今回、来年でそこまで求められるとまだ厳しい状況です。
委 員:お金を落としてもらうためには、大きい大会を開催することが出来るようになると良いと思います。またその中で中・高生の関東大会などを開催出来れば人を集められる。
委 員:先程の南毛利スポーツセンターのテニスコートの改修なども大会が出来るようにするもの1つの手段だと思います。
事務局:サッカーは、河川敷だけでも年間2,000人ぐらい集まって大会を開催されています。今年度からスポーツ合宿等誘致事業補助金を始めて大会開催していただけるようスポーツ協会などにはお願いしております。
委 員:皆さんのお話しをお伺いし、スポーツ関係者の熱意、スポーツを起点とした厚木市を活性化していこうという思いを感じます。市役所跡地への5,000人規模のアリーナ建設は、商店街の活性化や市の収入増に繋がる可能があります。アリーナ建設の価値を審議会で議論する必要はあるが、市の起爆剤としての可能性にも期待しています。今後は、プロスポーツチームを誘致することも視野に入れることも考えていただきたい。
事務局:スポーツをやらない人にとっても、経済面でメリットがある。やらない人も見ることでお金を落としてもらって経済効果がでる。
委 員:アリーナにいけばおじいちゃん、お孫さんと一緒にスポーツを楽しめる、それを楽しみにその元気をもらうっていうのは、スポーツだと思います。
委 員:24ページに民間活用の例がありますが、規模が全く違うので、参考にはならないかもしれないですが、例えば北海道のエスコンフィールドや長崎県の長崎スタジアムシティもジャパネットたかたが建設しています。そういうところを視察して参考にするのも大事だと思います。
事務局:エスコンフィールドは、野球の試合がない時も楽しめるような施設になっていて、毎日人が集まり賑わいを創出しています。そういったのを参考に作っていくのは、大事かと思います。また、商業施設やホテルも併設して人を回遊させることも大事だと思います。
委 員:街中には駅があり、ホテルもたくさんあるので、あと何が足りないかというとアリーナなどスポーツ施設が足りないと思います。
事務局:岩手県のきたぎんボールパークは駅から徒歩15分で、両翼100m・中堅122m、全面人工芝、観覧席が20,000人でプロ野球も開催出来ますが、その他にも屋内練習場で野球の練習はもちろん、フットサル、グラウンドゴルフ、各種エクササイズ等多目的な利用やトレーニングルーム、子どもの遊び場、ランニングコース、展示ギャラリーなど様々な用途が出来るような施設を参考にしていきたいと思います。
委 員:そういった施設が、全国にはあると思いますので、ぜひ視察していただき、いいところどりで、いい施設を作っていただきたいと思います。
委 員:荻野運動公園、南毛利スポーツセンター、東町スポーツセンター、この三つの拠点にして、この跡地にスクラップアンドビルドで施設を考えているのですか。
事務局:市役所跡地の施設はスポーツに限定した施設ではなく、どちらかというと防災拠点や展示場としての役割があることから、するスポーツ施設というような観点からすると、施設にはカウントしないほうがいいかと思います。
委 員:南毛利スポーツセンターの改修して充実化を図る計画はあるのですか。
事務局:政策の中の一つとして考えていく必要はあると思います。将来的どうしていくのか、検討していく必要があります。
委 員:東町スポーツセンターは、荻野運動公園と南毛利スポーツセンターと統合して施設の充実をなど図ることを考えることはあるのか。
事務局:考え方としてはあるかもしれないが難しいのは、東町スポーツセンターが民間のマンションと施設が一緒なので、マンションはあるが、スポーツセンターだけ締めますは、難しいと思います。公共施設の数はどうしても多い、人口が伸びてる時代なら数を増やしてことも考えられるが人口が減ってくる時代ですので、整理をしていかないといけない。
委 員:アリーナの発想は凄いですね。単純に、施設ができて、何かの催し物ができると、ものすごい数の人が来るということになるが、そうなるとアクセスで駐車場などの課題があると思います。もしかしたら花火大会のように混雑してしまうと交通の便が不安になりますし、大人数が来ると治安の問題での不安もあります。
事務局:駅からの誘導については、整備しないといけない認識はあります。
会 長:色々な意見が出ていると思いますので、取りまとめていただいて答申に含めていただければと思います。
(3)その他
委 員:厚木市の子供たちが活躍していることを広く周知出来ないか、今回のプロ野球にドラフトされた加藤響君の件もそうですけど、もうちょっと市民全体に周知することが出来るとスポーツも盛り上がると思います。
委 員:スポーツ協会の広報誌などにも掲載できるのではないか。
事務局:PRするには、肖像権があって全部を周知することが出来ない場合もあります。女子サッカー選手も所属のチームから写真等の許可がでないので、HP等に掲載することが出来ません。
委 員:先ほどのよこてシティハーフマラソンで入賞した選手の情報などは市民の方は知らないので、PRしてはいかがか。
事務局:スポーツの活躍状況は、スポーツ奨励金の申請で情報を知ることはできますが、年間で200件弱ぐらいあるので、それすべて掲載すると薄まってしまうと思います。
4 閉会
副会長
関連ファイル
令和6年度第2回スポーツ推進審議会次第 (PDFファイル: 84.4KB)
1-令和6年度事業実績について (PDFファイル: 687.6KB)
2-令和6年度の事業予定について (PDFファイル: 187.1KB)
3-1スポーツの聖地づくり基本構想 に関する答申(案) (PDFファイル: 122.9KB)
この記事に関するお問い合わせ先
産業文化スポーツ部 スポーツ魅力創造課 スポーツ振興係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2531
ファックス番号:046-223-0044
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更新日:2024年12月25日
公開日:2024年12月25日