令和6年度第1回厚木市スポーツ推進審議会会議録(要旨)

更新日:2024年07月01日

公開日:2024年07月01日

会議概要
会議主管課 産業文化スポーツ部スポーツ魅力創造課
会議開催日時 令和6年6月19 日(水曜日) 17時30分から18時40分
会議開催場所 厚木市役所第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者

委員12人
産業文化スポーツ部長、文化スポーツ担当次長、スポーツ魅力創造課長、スポーツ振興係長、スポーツ施設係長、担当副主幹

傍聴者 0人
説明者 スポーツ魅力創造課長、スポーツ振興係長、スポーツ施設係長

会議の経過は、次のとおりです。

1 開会

スポーツ魅力創造課長

2 あいさつ

スポーツ推進審議会会長

3 案件

 

 (1) 令和6年度社会体育事業実施状況について 【資料1】

 (2) 令和6年度の今後の事業予定について 【資料2】

資料1、2に基づき事務局説明。

 

会 長:スポーツなじみDAYの人数が増えているのは、何か要因があるのですか。昨年とは種目の変更などはありましたか。

事務局:パラスポーツの種目を変更しました。昨年は悪天候で今回は晴天のため来場者が増えたと考えています。

委 員:スポーツ推進審議会(以下「審議会」という。)が今年度4回とあるが、何か案件が増えましたか。

事務局:今年度スポーツ聖地づくり基本方針の策定について、皆様に報告する機会があるので、1回増えています。

(3)厚木市スポーツ聖地づくり基本構想の策定に伴う諮問について

資料3に基づき事務局説明

委 員:厚木市スポーツ聖地づくり基本構想(以下「基本構想」という。)は白紙ですか。

事務局:白紙です。今後詰めていきます。

委 員:基本構想の中に学校の事は盛り込まれますか。今後、統廃合になる学校があるが、2つの学校が統廃合されると1つの学校のグラウンドや体育館が余るがそれは加味されて基本構想に入りますか。次に、学校には部活動がありますが少子化で悲惨な状況で充分な活動が出来ていません。特にスポーツの部活動は充分な活動が出来ていないのが現状だと思いますが、国から地域の指導者を入れていけばと話は出ているが、全く進んでいません。部活は平日の放課後に行うので、仕事をしている方に指導者を頼めません。子どもは部活動ではなく、スポーツクラブに移行してシステムを新しく構築する必要があるのではないか。ただし、保護者の負担が増えては意味がありません。スポーツ協会も教室は行っているが、単発が多いです。部活動は毎日行うので、子どもたちの活動を確保していただきたい、スポーツの聖地と謳うのであれば次世代の子どもたちを育成する意味でも基本構想にそういった構想を入れていただきたいです。

事務局:学校統廃合に伴う、跡地の利用については、まずは所管する教育委員会で結論を出してからになるので、基本構想に盛り込むのは難しいが、計画期間内に結論が出てくればその時代にあった計画の見直しはしていきますので、その時には必要であれば盛り込んでいくことも考えられます。部活動地域移行については、ソフト面となり今回の基本構想の策定では、ハード面を考えているので盛り込むのは難しいです。ただし、基本構想の策定はハード面ですが、第2次厚木市スポーツ推進計画(以下「推進計画」という。)は、現在も地域部活動を含めたソフト面の内容も踏まえております。推進計画は令和8年までの計画となっておりますので、次の令和9年からの第3次厚木市スポーツ推進計画では、ソフト面も検討していきたいと思います。

委 員:今回はハード面ということで、ソフト面は入らないとの事でしたが、ソフト面も大事、5 構想の構成 (4) 本市のスポーツを取り巻く現状があるので、少なくとも現状把握という意味では取り入れる必要があります。(5)に現状と課題の整理があるので、そこでソフト面かどうかを整理した方が良いのではないですか。

委 員:14ページに記載のある「するスポーツ」の関係ですが、職業柄健康相談を行いますが、運動しましょうと話しても時間がないのでしない人が多いです。「するスポーツ」はトップアスリートを目指す人、趣味で行う人、高齢者は自分の健康を守るために行っている人がほとんど、小・中・高校生、若者、20代、30代の人、全ての人たちがやる気が起きるようなスポーツが出来る施設を作っていただきたいです。幼児から高齢者の全年齢年代の方たちがやりたい時間にやれる施設を提供していただきたい。スポーツをやりたい人たちを増やす、やりたい場所がないではだめなので、そういった考えで施設を作っていただきたいです。

事務局:学校の問題は難しいと答えたが、取り巻く現状として必要であれば盛り込んでいくことも検討していきたいです。また、スポーツ人口を増やすには施設整備も重要なことから基本構想ということで大枠にはなりますが、加味していければと思います。

会 長:部活動の地域移行の件は、教育委員会が検討組織を立ち上げる、今後資料を取り寄せたり、個人的に視察に行こうと思っており、この場でもご紹介できるようなことがあれば紹介していきたいです。今後も審議会と連携を図りながらご意見もいただきたいと思います。

委 員:5 構想の構成 (2) 策定の目的でトップアスリートやトップリーグの大会等が開催できない状況と記載がありますが、どのようしていくのですか。野球場はどこも狭く施設が広くなれば大きな大会も誘致でき、多くの人が来てくれる。現状の改修できれいにするだけだと厳しいので、現状の野球場を広げるとか、新しく作るとか難しいと思いますが、事務局はどう考えていますか。

事務局:現状の施設を改修するだけでは、トップリーグやトップアスリートは呼ぶことができないことは認識しております。ではどうするのかというところがこの基本構想の大枠となります。トップアスリートとなると「みるスポーツ」になると思いますが、新規で施設を整備していくことを構想ととらえ、実際に整備するかどうかはこの基本構想では決められませんが、そういったことを盛り込み厚木市がスポーツの聖地と呼んでいただけるかどうかをこの基本構想で作っていければと考えております。

委 員:荻野運動公園体育館はバスケットボールが2面しか取れない、小田原アリーナは3面取れるが、荻野運動公園が完成してからなぜ2面しか取れないのかという話が出たことがありますので、トップリーグなどを招集するには、資金面の話もあると思いますが、中途半端な施設にならないようにしていただきたい。玉川野球場も小さいので、頑張って検討いただきたいです。

委 員:市内各地にばらばら施設があるので、総合運動公園を作ってもらえればそこに行けば何かスポーツが出来るのでありがたいです。

事務局:総合運動公園などの集約も基本構想の中では考えていく必要があると思います。既存の施設を改修するのではなく、新規の施設を作る構想の話も出ましたが、令和7年度は基本計画の策定を考えております、基本計画は基本構想を策定してそれに基づいて具体的に踏み込んだ計画となります。基本構想は、あくまで大枠で厚木市としてスポーツの聖地づくりをどうしていくのか。基本計画は、具体的な施設の改修、新規施設をこの場所で作るとか踏み込んだ内容となり、来年度に計画します。

委 員:厚木市は交通の便が不便なので、交通状況も入れると良くなると思います。

会 長:スポーツの聖地づくりはまちづくりの観点からも考える必要があるので交通状況も考えるのは大事だと思います。

委 員:プロの野球やサッカーが出来る施設がないとこの基本構想もあまりうまくいかないと思うので、どこの場所に何を作るかを想定して基本構想として計画して、基本計画で施設が出来ないとならないように、基本計画を念頭において基本構想を作らないとうまくいかないような気がします。

会 長:審議会で出た意見を集約して基本構想に盛り込んでいくのですか。

事務局:対応出来る部分は盛り込んでいきます。

委 員:1番重要なのは、機運があがらないとスポーツは盛り上がらないので、ここにいる皆様はスポーツに関連している方なので一枚岩になっていく必要があります。市長が言ったから市が言ったからではなく、我々が行い広げていかないと、学校の部活動もそうですし、スポーツをやる人が増えない、その起点を作るにはここにいる皆様が一枚岩になって機運を盛り上げる形を作っていかないといけないと思います。周りの市町村のスポーツの状況を見聞きする事が多く、行政以外の機運が高いと進んで、行政の機運はあるが民間などの機運がないと進んでいない状況が見て取れるので、ある市は立派な競技場を作った、大きくない市だけども市民の機運が高いし、行政の機運も高いのであれだけの施設が出来たが、それは何のためなのかみんなが承知していかないといけないと思います。少子高齢化の中で高齢者の人達もスポーツが出来る、それは見ることから始められますし、子ども達が憧れてもっとスポーツがやりたいと思える環境を作るなどみんなで考えていかないといけないそれが一番重要なことだと思います。少なくともここにいる皆様は協力してやっていく状況を作っていくべきだと思いますし、市も縦型の形はやめていただいて、スポーツ部門が教育委員会から市長部局になったので、ぶち抜いてほしいし、学校の問題は学校で解決ではなく、スポーツというひとくくりで色んな事が解決していくと思います。行政だけで無理なら民間の力を借りて進んでいけばいいと思います。

事務局:委員のお力が市民の皆様を動かすこともありますので、色んな意見を出していただいて、最終的にはいいものが出来上がっていければと思いますので、よろしくお願いいたします。

委 員:様々な問題がある、統廃合した後の学校は、避難場所にもなっているし、簡単にどこかへ行けばいいという問題ではないです。

委 員:交通面は非常に大事で、参加したいけど足がないのでいけないという声も聞くので、そういった事を考慮して構想を作っていただきたいです。道路を使用するイベントもあるので、警察協議がうまくいくような場所を選定していただきたいです。

委 員:夢がある話で、予算も限りがあるし非常に高度な調整力が必要になっていくでしょうが、頑張っていただきたいです。

委 員:中学生にとって素晴らしい施設があれば憧れますし、どんな規模の学校や部活でも中学生は学校生活の中で部活動が一番と答えます。現状スポーツ施設は、中学生が優先して使える訳ではないので、作っても使える制度がないと意味がないです。中学校最後の大会の最終日で荻野運動公園の体育館のメインアリーナで試合が出来てみんなが応援に来てくれる環境があれば一生の思い出になるし、またそこを目指そうと毎日頑張ったり、思い出を語り合ったり、それが厚木のスポーツ文化につながるのではないですか。

事務局:業者を選定して進めて参りますので、よろしくお願いいたします。また、部活動の会場については、対応できることは対応して子どもたちが決勝を目指して頑張れる環境を整えてあげたいと思いますので、来年以降はスポーツ協会などと調整して1日に何種目かの決勝の時間を分けて行うなど工夫をして開催できるようにしていきたいと思います。

(3)その他 

事務局:あつぎのスポーツを机上配布している。昨年度の施設の利用実績や第2次教育振興基本計画のスポーツの位置づけ等を記載しているので、確認していただきたいです。

事務局:スポーツ合宿等誘致事業補助金について、今年度から実施しております交付要綱とチラシを添付しております。概要としましては、市外に活動の拠点のあるスポーツ団体や市外に住民登録のある個人が市内にあるスポーツ施設などを利用し、市内宿泊施設を利用した場合に1人1泊2,000円を補助するものです。この制度の創設により市外チーム等との交流による競技力の向上やスポーツを通じた交流人口の拡大、温泉をはじめとする観光資源など本市の魅力の発信、また、市内宿泊施設や飲食店等の地域経済への波及効果などにも力を注ぎ、本市の魅力を発信するものです。

会 長:非常にいい制度だと思います。市外から来ていただくことは非常に大事なことだと思いますので、どんどん行っていただければいいと思います。

4 閉会

副会長

関連ファイル

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