市内大規模施設の火災発生に伴う火災予防と防火管理の徹底について
令和5年8月20日、厚木市内において、遊技場の立体駐車場で火災が発生し、利用者の大切な財産だった100台を超える自動車やその車内にあった無数の持ち物を焼失したほか、立体駐車場自体も焼損し、大きな被害が発生しました。
建物などの財産だけでなく命をも奪う恐ろしい火災。世界中で火災により、毎年たくさんの方の生命、身体及び財産が失われています。火災の発生には必ず原因があり、そのリスクを減らすことで出火を防いだり、被害を軽くすることができる場合があります。
大切ないのちや財産を守るために、日頃から「火災の予防」という言葉を皆さんの頭の隅においていただき、身の回りや所有物からの出火のリスクを減らす取り組みをお願いいたします。
また、建物を管理されている方や事業所関係者の方は、「火災の予防」に努めていただくほか、万が一に出火した際の「消火」、「避難」、「通報」の防火管理体制が構築できているか点検していただきますようお願いします。
住宅防火いのちを守る10のポイント
【4つの習慣】
1 寝たばこは絶対しない、させない。
2 ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
3 コンロを使うときは火のそばを離れない。
4 コンセントはほこりを掃除し、不必要なプラグは抜く。
【6つの対策】
1 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置のついた機器を使用する。
2 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
3 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは防炎品を使用する。
4 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5 お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う

【消防庁で作成した、住宅防火対策の広報用映像】
住宅防火 いのちを守る 10のポイント 本編約7分(日本語字幕あり)

関連ホームページ
1 総務省消防庁 http://www.fdma.go.jp/
2 一般財団法人 日本防火・防災協会 www.n-bouka.or.jp/
この記事に関するお問い合わせ先
消防本部 予防課 予防査察係
〒243-0003
厚木市寿町3-4-10(消防本部2階)
電話番号:046-223-9370
ファックス番号:046-223-8251
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2023年12月07日
公開日:2023年08月23日