学校給食における郷土料理の提供について

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

厚木市では、子どもたちの”ふるさと愛”を育むため、学校給食に郷土料理を取り入れています。

「お月見汁」

 秋は、十五夜にちなんだメニューを実施しています。

 令和2年度は、10月1日の十五夜に合わせて、10月1日から5日までの間、市内小・中学校で「月見汁」を提供しました。

 「十五夜」は「芋名月」とも呼ばれることから、月に見立てて丸くカットした里芋をメインに、ごぼう、豆腐など季節の野菜を使用しています。

テーブルクロスの上にごはん、牛乳、プレートにさんまの竜田揚げ、お椀に盛られた月見汁、キャベツともやしのお浸し、月見団子、スプーンが並べられている写真

<北部学校給食センターAコースの献立>ごはん、牛乳、さんまの竜田揚げ、月見汁、キャベツとも

白衣にエプロン姿の調理師たちがまな板の上でたくさんの里芋を丸くカットしている写真

<里芋を丸くカットする様子>

「厚木風雑煮」

 厚木風雑煮は、和風だしに鶏肉と里芋、大根、小松菜などを具材とした醤油味で、給食では、餅の代わりに白玉を使用し、青のりとかつお節をかけて食べます。

 毎年、年明け最初の給食には、「厚木風雑煮」が厚木の郷土料理として、市内小・中学校に提供されます。

 子どもたちは「この具を使うのが厚木風とは知らなかった」「青のりを入れると風味がとても良くなった」「自分の家で出る雑煮とは違ったけど、すごくおいしかった」と厚木風の雑煮を味わっていました。

御盆の上に器に盛られたごはん、鶏肉と里芋、大根、小松菜の入った厚木風雑煮、同じお皿に盛りつけられた金目鯛の煮付けとなます、牛乳、箸が並べられている写真

<毛利台小学校献立:ごはん、牛乳、金目鯛の煮付け、厚木風雑煮、煮なます>

「かてめし」「豚肉のみそ漬け」

 「かてめし」は、お祭りや人寄せのときに食べられていた混ぜご飯で、ちくわ、油揚げ、こんぶ、にんじん、干しシイタケ、たけのこ、切り干し大根が入っています。

 「豚肉のみそ漬け」は厚木で昔から親しまれており、給食では、焼いたりフライにして提供しています。

 厚木市では、毎年、2月1日の市制記念日に厚木の郷土料理を紹介しています。

御盆の上に器に盛られたシイタケ、にんじん、こんぶなどが入ったかてめし、お椀に盛られたかきたま汁、同じお皿に盛り付けられた豚のみそ漬け焼きと野菜の和え物、牛乳、箸が並べられている写真

《献立》かてめし、豚肉のみそ漬け、かきたま汁、パクパク和え、牛乳

小学校の給食の時間にエプロン姿の栄養士が生徒の前で献立の説明をしている写真

栄養士による献立の説明:依知小学校1年生

(公開日:令和2年10月8日)

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