令和2年度住宅運営審議会 会議録
会議主管課 |
まちづくり計画部住宅課住宅管理係 |
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会議開催日時 |
令和2年11月13日(金曜日) |
会議開催場所 |
厚木市消防本部 3階会議室 |
出席者 |
住宅運営審議会委員10人、まちづくり計画部長、住宅課長(司会)、住宅管理係長、住宅管理係主査、住宅政策係長 |
説明者 |
住宅課長、住宅管理係長、住宅政策係長 |
議題
案件
- (1) 会長及び職務代理の選出について
- (2) 市営住宅の概要について
- (3) 市営住宅の公募状況について
- (4) 特定優良賃貸住宅について
(議事内容)
【事務局】 厚木市住宅運営審議会を始めさせていただきます。
- 事務局職員紹介
- 資料の確認
- 審議会規則説明
それでは、案件に入ります。本日の審議会は、新体制での初めての会議でございます。厚木市住宅運営審議会規則第6条第1項に、会長が会議の議長となる旨が規定されておりますが、会長が選任されるまでの間、こちらで案件を進めさせていただきたいと存じます。
それでは、案件(1)「会長及び職務代理の選任について」を議題といたします。選任方法でございますが、規則第5条第1項で、会長を委員の互選により定めることとなっておりますが、選任につきまして、委員皆様方の御意見をお伺いしたいと存じます。選任についていかがでしょうか。
【委員】 事務局の案はありますか。
【事務局】 事務局といたしましては、湘北短期大学の水上委員に会長をお願いできればと考えておりますが、いかがでしょうか。
【委員一同】 異議なし。
【事務局】 それでは、会長を水上委員にお願いすることとさせていただきます。
【会長】 ただいま会長に選任されました水上でございます。今回、会長職を務めさせていただくこととなりました。不慣れなところもたくさんあると思いますが、議事進行につきまして、皆様の御協力をいただいて進めてまいりたいと思います。委員の皆様それぞれのお立場から、御意見をいただき、活発な審議をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【事務局】 これ以降の議事進行につきましては、審議会規則第6条で会長が議長となることが規定されておりますので、会長、よろしくお願いいたします。
【会長】 それでは、これから私が議長を務めさせていただきます。審議会規則により、会長による職務代理の指名が規定されております。職務代理につきましては、恐れ入りますが、高澤委員にお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
(高澤委員承諾)
それでは、進めてまいりたいと思います。本日の委員の出席状況について、事務局から報告してください。
【事務局】 本日は、委員10人の方の御出席をいただいております。委員10人の半数を超えておりますので、厚木市住宅運営審議会規則第6条に基づき、審議会は成立いたします。なお、本日の傍聴希望者はありません。
【会長】 本日の議題は、お手元に配布してあります次第のとおりです。それでは、案件(2)市営住宅の概要について事務局から説明をお願いします。
《(2)市営住宅の概要について説明》
【会長】 事務局の説明が終わりましたので、御意見、御質問がございましたらお願いいたします。
【委員】 高齢者245世帯について、EVなしで高層階に住んでいる割合はどれぐらいか。年齢によって階段は辛い。下の方の階に住んでいるかどうか。イメージでいい。
【事務局】 高層階には、高齢世帯もある程度居住しているが、階段で問題ない人が多い。もし医師から階段が難しいという意見があれば対応を考えることになる。なお、昔の団地は、入居当時は若くても現在は高齢になり、高齢化率が高いと思っている。相談があれば住み替えも配慮する。下の階ばかりに高齢者をよせるのは難しい。
【委員】 相談があれば検討するとのことだが、引越し費用はどうなるのか。
【事務局】 原則、引越し費用は本人負担。その後、再度契約を行うこととなる。
【委員】 清掃費用は自費か。
【事務局】 清掃費用など経年劣化の部分については、徴収した家賃から市が負担することとなる。
【委員】 資料1について、481戸の中で不足分を募集していると思うが、空きが多い。空き室は多いのか。
【事務局】 資料は10月31日現在の数字。7月に募集した分については11月1日からの入居であり含まれていない。募集ができる状況のところから募集している。大規模修繕が必要なところは募集を次回に見送ったりしている。
【会長】 それでは、案件(3)市営住宅の公募の状況について、事務局から説明をお願いします。
《(3) 市営住宅の公募の状況について説明》
【会長】 事務局の説明が終わりましたので、御意見、御質問がございましたらお願いいたします。
【委員】 最終的に11月1日時点でいくつ空いているのか。
【事務局】 現在40戸が空き室となっている。
【委員】 その後また出た方もいるのか。
【事務局】 募集に対して入居はあるが、月だいたい1から2世帯ぐらいが退去している。現在40戸が空き室。空き室全てを募集しているわけではなく、入居日までに修繕できるものを募集にかけている。
【委員】 資料2-2の中で妻田東ハイツ(1)と(2)は募集戸数に満たなかったとあるが、資料2-1では妻田東ハイツ(1)は募集戸数に達しており、妻田東ハイツ(2)と(3)が募集戸数に達していないようだがなぜか。
【事務局】 資料2-1の数字は当初の募集期間終了時点のもの。その後、妻田東ハイツ(1)については抽選前に辞退があり、妻田東ハイツ(3)は抽選前に応募があったため。
【会長】 それでは、案件(4) 特定優良賃貸住宅について、事務局から説明をお願いします。
《(4) 特定優良賃貸住宅について説明》
【会長】 事務局の説明が終わりましたので、御意見、御質問がございましたらお願いいたします。
【委員】 特定優良賃貸住宅を廃止するにはどうするのか。
【事務局】 制度短縮し終了するには3つある。管理から10年経過し次に入居するためにフリーレント制度を導入したり、エアコンなどを入れて募集をかけても3か月以上ない。入居者が不利とならない契約を行わない。用途廃止後は賃貸住宅として利用していただくということを約束してもらうことなどで補助終了期間20年を短縮できる。
また、用途廃止は国に承認をいただく。1棟残っていた特定優良賃貸住宅は用途廃止の手続きを国に申請しているところ。家賃については本来家賃との差額分を補助していたが、毎年3.5%ずつ上昇する。18年ぐらいたつとほとんど補助がなくなる。所得要件など入居要件が定まっており用途廃止すれば入居要件がなくなり自由に募集ができる。また、国に提出する特定優良賃貸住宅に係る書類も多くあることなども廃止する要因の一つと考えている。
【会長】 案件は以上です。本日は貴重な御意見をいただきありがとうございました。それでは、進行を事務局にお返しします。
【事務局】 次に、次第4「その他」ですが、事務局から市営住宅の今後について御連絡いたします。
《4その他(参考資料)について説明》
【事務局】 今説明がありましたとおり、市営住宅等の関係案件につきまして、皆様に御審議いただく場合につきましては、再度、御連絡をさせていただきます。なお、次回の審議会につきましては、案件がある場合は、2月から3月頃を予定しております。なお、緊急的な審議事項が生じた場合、臨時に開催させていただくこともございますので、御承知おきください。事務局からは以上です。委員の皆様から、何かございますか。
【委員】 長寿命化では市営住宅の耐用年数が70年となっているが、例えば吾妻団地と戸室ハイツでは建設状況が違うと思うが。
【事務局】 公営住宅法で耐用年数を70年と定めており、70年は耐えられるように建設している。長寿命化計画については、今の建物を長持ちさせようとするもの。定期的に外壁改修などを行い対応年数まで持たせようとする計画。
【委員】 最近建設した建物は100年でも十分持つ。国の法律で定められた年数にとらわれず80年90年持たせるのも必要では。
【事務局】 公営住宅は70年と定められている。学校施設等の公共施設は60年。RC構造はもっと持つと言われているので、その場合は市の計画では80年まで持たせようとしている。市営住宅は70年だが、安全に配慮しながら改修を行っていきつつ、今後法律を注視していく。
【委員】 吾妻団地は県営住宅と市営住宅が共存している。県営にはEVがある。市営はEVの計画はあるのか。外壁改修はやっているようだが。
【事務局】 先程、説明した長寿命化計画の中でEVの設置を検討した。バリアフリーの目的でつけるが、EVをつけるとなると踊り場にしかつけられず、どちらにしても階段を使うことになる。敷地がないこともある。ベランダ側は治安・防犯上の問題で難しい。計画を見直す際は新しい技術もあると思うので検討していきたい。
【事務局】 以上をもちまして、厚木市住宅運営審議会を閉会させていただきたいと思います。閉会に当たり、高澤職務代理から一言ごあいさつをいただきたいと思います。
【職務代理】 皆さんの御意見により、市営住宅の円滑な運営をはじめ、誰にも暮らしやすいまちづくりをさらに進めていきたいと思います。本日は、慎重審議ありがとうございました。お疲れさまでした。
《閉会》
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日