PPP・PFI手法を不採用とした評価結果の公表

更新日:2024年04月02日

公開日:2024年04月02日

厚木市PPP・PFI手法導入の優先的検討に関する要綱では、一定の事業費基準を満たす公共施設等の整備等に関する事業について、PPP・PFI手法導入の優先的検討の対象とし、適切な事業手法の導入について検討を行うこととしており、同要綱第9条において、PPP・PFI手法に適しないと評価した場合は、当該評価内容を市ホームページで公表することとしています。

つきましては、PPP・PFI手法を不採用とした評価結果を公表します。なお、事業の詳細については担当部署にお問い合わせください。

市立北小学校施設建て替え整備事業
事業名 市立北小学校施設建て替え整備事業
事業目的 市立北小学校の南棟校舎は、令和8(2026)年度に施設の更新時期(目標耐用年数60年)を迎えることから、建て替え整備費用の削減を図りながら、将来にわたって子どもたちの学校生活における安全を確保するとともに、これからの教育活動に対応できる将来を見据えた汎用性の高い学校施設を整備する。
事業内容 市立北小学校南棟校舎の建て替え整備
PPP・PFI手法を採用しない理由 厚木市PPP/PFI導入の優先的検討に関する要綱第6条第2項第2号に基づき先行事例の実績に照らし適切な採用手法を判断する場合、先行事例と同様にDB方式を採用することとなります。しかし、定性的な評価として、事業手法に係る知識や経験がある一定規模以上の市内事業者でないと現状では参加が困難なこと、現下の不安定な社会情勢やあらゆる物価高騰が進む中で、公共工事が地域経済に及ぼす影響は大きく、市内事業者の受注機会の確保や育成の必要性が高まっていることを踏まえると、定量的には先行事例から相応のVFMが見込まれるものの、現段階ではDB方式を最適な事業手法と判断することは困難です。こうした状況を総合的に判断した上での時限的な措置として、要綱第5条第2項第5号の優先的検討の対象事業に関する例外規定に基づき、当該事業を優先的検討の対象から除き、事業手法を従来型手法により進めるものと決定しました。
担当部署 教育部学校施設課 046-225-2427

 

アミューあつぎ不動産賃貸借契約及び運営管理業務委託
事業名 アミューあつぎ不動産賃貸借契約及び運営管理業務委託
事業目的 中心市街地の活性化及びにぎわいの創出を図ることを目的として開設したアミューあつぎの最適化を図る管理運営を行う
事業内容 アミューあつぎの建物の維持管理を行うビルマネジメント業務及び商業フロアの運営管理を行うプロパティマネジメント業務
PPP・PFI手法を採用しない理由

アミューあつぎの管理運営は平成26年の開設当初からビルマネジメント(以下、BM)及びプロパティマネジメント(以下、PM)を別々に委託していましたが、一時期商業フロアで多くのテナント区画の空室が生じていたことから、令和元年度に開催した厚木市PPP/PFI検討委員会においてBM及びPMの委託契約を一本化する見直しを図り、その効果検証及び管理運営の手法のさらなる最適化を検討することが継続事項となっていました。
現在、BM及びPMの委託契約を一本化したことで円滑な施設運営ができており、テナント区画はほぼ満室となり商業フロアの立て直しに成功し、公共施設としての管理も適切に遂行されており、当時の課題は解決されました。
また、他の選択肢としてPFI及び指定管理制度の導入については、現在の施設は従前の構造をそのまま使用していることから制約が多いため魅力的なテナント誘致や施設展開がしづらく、これらの導入にはそぐわない状況です。
こうした状況を総合的に判断した上で、BM及びPMの委託契約を一本化した現在の管理運営手法が最適であると評価しました。

(参考)
BM 建物及び設備に関する維持管理を行うための業務
PM 不動産の資産価値を高めるための管理、運営業務

担当部署

市民交流部生涯学習課 046-225-2512

産業文化スポーツ部商業観光課 046-225-2840

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