メールマガジン「ゲートキーパースキルアップ講座(令和7年10月号)」

更新日:2025年10月09日

公開日:2025年10月09日

ゲートキーパー、こころの相談、自殺対策などに関する情報をお届けします。

今月のテーマ:傾聴のポイント

今月は、身近な方のこころのSOSに気づいたときの「傾聴のポイント」をお伝えします。

傾聴のポイント

共感する

悩んでいる人はつらい気持ちや考えを聴いてもらい、共感してもらうことを希望しています。最初に話を聴く場合は、相手が体験したこと、考えていること、感じていることを十分に聴きましょう。

相手は支援者の聴く姿勢により、悩みを話すことが促され、安心して悩みを話すことができるようになります。丁寧に話を聴くことは、相手の物語を聴くことであり、手当てすることでもあります。悩む人への最大の支援となります。

批判しない

批判せずに聴くことが大切です。正しいかどうか、良いか悪いを判断したり、自分の価値観を押し付けるようなことはせずに、ご本人のつらい気持ちに焦点をあててお話を聴いてください。

ねぎらう

気持ちを打ち明けてくれたことやこれまで苦労されたことが語られるので、「よく話してくれました」とか「これまで大変な中よく頑張ってこられましたね」など、ねぎらいを伝えることが大切です。

相づちをうつ

話を聴く時には、相づちをうつなど、真剣に聴いているという姿勢が相手に伝わることが大切です。聴き手がうなずくと、相手の発言量は増えると言われています。

どのような点で困っているかを意識する

具体的に何か問題を抱えている場合、どのようなことに苦労を抱えているのかという点にも目を向けて話を聴きましょう。そのために、「どのように暮らしているか」という点に話を向けながら、「どのような点で困っているか」と質問を向けていきましょう。

今、悩みを抱えている方へ

つらい、消えたい、死んでしまいたいと思ったら、一人で抱え込まずに相談を

今月のお知らせ

厚木市 「いのちのサポート相談」

つらい、消えたいという思いを、臨床心理士にご相談いただけます。

10月23日(木曜日)午前

11月4日(火曜日)午後

11月20日(木曜日)午前

厚木市 「ゲートキーパーになろう!講座」

身近な誰かのこころをサポートするヒントを学べます。

11月18日(火曜日)10:30~12:00

11月10日~16日はアルコール関連問題啓発週間

毎年11月10日から16日は、アルコール健康障害対策基本法で定められた「アルコール関連問題啓発週間」です。この期間は、アルコール健康障害対策を総合的に推進し、国民がアルコール関連問題について関心を持ち、自らに関わりのある社会的問題であるとの理解を促すため、日本各地で啓発活動が行われます。

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

健康こどもみらい部 健康医療課 健診・予防係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1
電話番号:046-225-2201
ファックス番号:046-223-7066

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