ぐっすり睡眠のヒント

更新日:2025年09月01日

公開日:2025年09月01日

良い睡眠には、質(休養感)と量(時間)が大切です

皆様は、毎日、ぐっすりと眠れますか?

心身の健康のために、質・量ともに十分な睡眠が不可欠です。

寝ていても疲れが取れない、睡眠時間はどれだけ取ればいいのか分からない、といった方は、ぜひ「健康づくりのための睡眠ガイド」や「Good Sleepガイド」を読みながら、ご自身の睡眠を振り返ってみましょう。

健康づくりのための睡眠ガイド

毎日をすこやかに過ごすための「睡眠5原則」~成人版~

成人のためのGoodSleepガイド

第1原則 適度な長さで休養感のある睡眠を。6時間以上を目安に十分な睡眠時間を確保

・仕事、家庭、趣味と忙しい生活を送っていると、慢性的な睡眠不足になりがちです。

・日中の強い眠気、週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、慢性的な睡眠不足のサインです。

・十分な睡眠時間の確保は、睡眠休養感を高めます。

第2原則 光・温度・音に配慮した、良い睡眠のための環境づくりを心がけて

・寝る前、寝床の中でのデジタル機器の使用は、夜更かし・朝寝坊、睡眠不足を助長します。

・寝る前は、これらの使用は避けるようにしましょう。

第3原則 適度な運動、しっかり朝食、寝る前のリラックスで、眠りと目覚めのメリハリを

・ストレスが高い状態のまま寝床に入ると、睡眠休養感が低下します。

・日中のうちにストレスを発散させ、寝る前にリラックスする方法を身につけましょう。

・就寝直前の夕食や夜食習慣も眠りを妨げるため、食習慣も併せて見直しましょう。

第4原則 嗜好品とのつきあい方に気をつけて

・夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は、睡眠の妨げになるため控えましょう。

・寝酒習慣は、かえって眠りを悪化させます。

第5原則 眠れない、眠りに不安を覚えたら、専門家に相談を

・睡眠不足は、肥満・メタボリックシンドローム、循環器系疾患、うつ病などの発症リスクとなるとともに、仕事の効率も低下させるため、慢性的な睡眠不足にならないような工夫が必要です。

・睡眠環境や生活習慣、嗜好品の取り方を改善しても、睡眠休養感が高まらない場合は、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸などの睡眠障害や、うつ病などが隠れている可能性がありますので、医師に相談をしてください。

国における睡眠対策

健康づくりのための睡眠ガイド2023(令和6年2月 厚生労働省作成)

Good Sleepガイド

生活習慣のご心配がある方、不安で眠れない方へ

厚木市では、保健師・管理栄養士による、「生活習慣病予防健康相談」、保健師・精神保健福祉士による「メンタルヘルス相談」、臨床心理士による「いのちのサポート相談」を行っています。

生活習慣についてご心配なこと、また気分の落ち込みや不安で眠れない方は、お気軽に健康医療課までご相談ください。

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