県内で麻しん(はしか)が発生しています

更新日:2025年07月15日

公開日:2025年07月15日

麻しん(はしか)を予防するにはワクチン接種が有効です

 麻しんは、「はしか」とも呼ばれ、空気感染・飛沫感染・接触感染を感染経路とする感染力の非常に強いウイルス感染症です。感染すると10日から12日の潜伏期間を経て、発熱、せき、鼻水など風邪のような症状が現れ、その後高熱が続き全身に赤い発疹が出ます。発症する1日前から解熱後3日くらいまで周りの人に感染させる力があります。

 麻しんには特効薬がありませんので、予防接種が大切になります。麻しんの予防接種は、現在麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)と麻しん単体ワクチンとなっており、定期予防接種対象者の方は忘れずに接種しましょう。

定期予防接種の対象年齢等

1期(麻しん風しん混合又は麻しん、風しん)

  • 対象年齢 生後12月から24月に至るまでの間にある者(1歳から2歳の誕生日の前日まで)
  • 接種回数 1回接種

2期(麻しん風しん混合又は麻しん、風しん)

  • 対象年齢 5歳以上7歳未満の者で小学校に就学する前年度の間(年長児)にある者
  • 接種回数 1回接種
麻しん・風しん図解

定期の予防接種の実施方法

 定期の予防接種は、市と契約を締結している医療機関(下記リンク「 個別予防接種・乳児健診実施医療機関一覧」をご覧ください。)で個別接種により実施します。(集団接種は実施していません。)

・ 接種方法 各医療機関に事前にご予約の上、接種してください。
 (医療機関によっては予約不要の場合もあります。)
 診療時間等 詳しくは各医療機関に確認してください。

・ 持ち物 母子健康手帳、バーコードシール、予診票(接種する医療機関にありま す。)、住所が確認できる書類(マイナンバーカード、在留カード等)

・ 接種費用 無料(接種当日、厚木市に住民登録がある方)

 

母子健康手帳には、接種したワクチンの種類と接種年月日や製造番号等、予防接種の大切な記録を記入します。予防接種を受ける際は、必ず持参してください。接種するワクチンの医薬品情報は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)で確認できます。

その他

 保護者の方は、接種を受ける前に医師から、ワクチン接種の必要性や副反応、健康被害救済制度について説明を受け、その内容をよく理解した上で接種を受けさせるようにしてください。

 なお、MRワクチンは注射生ワクチンですので、接種後、別の種類の注射生ワクチンを接種するまでに27日以上(4週間以上)の間隔を空けてください。

お問合せ・相談窓口

 分からないこと、ご心配なことがある場合は、お気軽にこども家庭センターへご連絡ください。

関連ページ

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

健康こどもみらい部 こども家庭センター こども保健第二係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1
電話番号:046-225-2203
ファックス番号:046-223-7066

メールフォームによるお問い合わせ