子どもの熱中症を予防しましょう!

更新日:2023年07月04日

公開日:2023年07月04日

小さな子どもは、体温を調整する機能が未熟であること、身体の小ささから、熱中症のリスクが高くなります。周囲の大人がしっかり予防していきましょう。

乳幼児の特徴

・体温調節機能が未熟で体温が上昇しやすい

・体の水分量の多い乳幼児は、脱水症状を起こしやすく悪化しやすい

・自ら水分補給や衣類調節をすることが出来ない

・地面の照り返しの熱で大人よりも高温環境にいる

予防のポイント

【外出時】

・涼しい時間帯に外出する

・無理をせず、こまめに休憩を

・帽子などで日よけ対策をする

・エアコンを使用していたとしても車内に子どもを残さない

【室内・その他】

・窓から入る日光をカーテンなどで遮る

・エアコン、扇風機などで室温を調整する

・衣服は通気性・吸湿性の良いものを選ぶ

・首筋や脇に冷たいタオルを当てる

【車内への置き去りは虐待です】

車内は50度以上に達することがあります。たとえ数分でも、車内に子どもを絶対に残さないようにしてください。

季節に関係なく、車内への置き去りは虐待です。見つけたら通報、189(児童相談所虐待対応ダイヤル)へ電話を。

 

熱中症の症状と対処法

元気がなくなる、大量の汗が出る

・涼しい環境で休ませる

・衣類を脱がせ、風を送る

・頭、首、脇、背中などを冷やす

・冷たい水や塩分の補給

吐き気・嘔吐

・涼しい環境へ

・自力で飲めない時や吐き気がある場合は無理に水などを飲ませないで医療機関に連れて行きましょう

反応がおかしい、全身のけいれん、汗を全くかかない

119で救急隊要請を!

こんな時は特に注意

【環境】

・日差しが強い日

・高温多湿

・急に気温が上がった日

【からだ】

・体調不良

・吐き気、下痢

・寝不足、朝食抜き

 

汗のかき方や顔色、唇の乾きやおしっこの量、色など子どもの様子をよく観察しましょう。

熱中症は、真夏の炎天下だけではなく、梅雨の時季や室内、夜間でも発生しています。特に乳幼児は体温調節機能が未熟なため、脱水症状を起こしやすく、熱中症のリスクも高くなります。大人が子どもの様子をよく観察し、水分補給などの対策をしましょう。

 

子どもの熱中症を予防しましょう!(チラシ)(PDFファイル:636.9KB)

関連ページ

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

健康こどもみらい部 こども家庭センター こども保健第一係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1
電話番号:046-225-2203
ファックス番号:046-223-7066

メールフォームによるお問い合わせ