119番のかけ方

更新日:2023年11月09日

公開日:2021年04月01日

 通報は落ち着いて正確に!!局番なしの119番

 119番につながると、通信指令員が次の質問をします。

青い制服姿の通信指令員が電光掲示板の前で赤いランプが光っている方を左手で指し示しているイラスト

1 119番に繋がると「119番厚木消防です。火事ですか?救急ですか?」と問いかけます。

火事なら「火事です。」救急なら「救急です。」とはっきりと伝えてください。

※ 救急車が必要な場所がご自宅や固定電話が設置されている場合は、固定電話を使用していただくと、住所の特定がより円滑に行えることがあります。

※ 携帯電話を使用して通報する場合は、はっきりとした通報位置の特定が行えないことがあります。救急車が必要な場所の住所や建物名称、目標物を明確にしておきましょう。

2 住所や場所、目標物をお聞きします。

住所を伝えてください。住所が分からない時は近くの目標物等を伝えてください。

例えば「厚木太郎商店の東側です。」「厚木花子工場の北側です。」という具合に伝えてください。また、災害現場がはっきりしないと出動することができません。

  • 「火事だ!早く来てくれ。」と言うだけで慌てて電話を切ってしまっては困ります。日頃から自宅の目標物などを決めておきましょう。
  • 携帯電話や自動車電話等からの119番通報は、市境では電波状況によって他市の消防機関につながる場合があります。その場合は、「厚木市」である旨を必ず伝えるようにしてください。

3 要請内容をお聞きします。

消防車や救急車が必要な状況を、分かる範囲で詳しく伝えてください。

  • 火事の場合 何が燃えているか? 延焼の危険はあるか? 負傷者はいるか?
  • 救急の場合 年齢、性別、病気か怪我か?何をしていて?どのような状態か?意識や呼吸はあるか?既往歴は?
  • 負傷者の意識と呼吸の確認はとても重要です。しっかりと確認してください。
  • 通報途中で「来れば分かる。」と言い、内容を言わずに電話を切ってしまう方がいますが、消防隊や救急隊が現場に向かう車内で活動準備をするための貴重な情報です。消防車や救急車は119番通報中でも出動しますので、しっかりと内容を教えてください。

4 名前と電話番号を聞きします。

あなたの名前と、119番通報に使用した電話の番号を伝えてください。

消防隊や救急隊が到着するまでの間に、消防本部から問い合わせをする場合がありますので、その場で連絡がとれる電話番号を教えてください。

5 携帯電話による通報時の注意点

 携帯電話からの119番通報が増えています。携帯電話を利用して119番通報をするときは、次の点に注意してください。

  1. 運転中などは、必ず安全な場所に停車してから通報してください。
  2. GPS機能がついている携帯電話からの通報でも、状況によって位置情報がわからない場合がありますので、住所や目印となる建物などを正確に伝えてください。
  3. 高速道路の場合は、路線名や、上り、下り等の車線を確認し、安全な場所から通報しましょう。
  4. 市や町の境界付近での119番通報は、場所によって他市の消防本部に通報がつながる場合があります。その場合は、管轄する消防本部に転送することが出来ますので、電話を切らずにお待ちください。

6 よくある問い合わせ

質問「救急車の利用でよいのかわかりまんせが、どうしたらいいでしょうか?」

回答 近年、救急件数が増加しております。下記リンクの「救急車の適正利用にご協力ください」をご参考にしてください。

質問「救急車のサイレンを鳴らさないで来てください」

回答 緊急車両は赤色灯の点灯とサイレンの吹鳴が道路交通法で定められているため、サイレンを鳴らさずに走行することはできません。

119番通報時の仕組みのフロー図

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