地域包括ケア啓発漫画「やっぱり家がいい!」

更新日:2024年04月12日

公開日:2021年04月01日

おじいさんとおばあさんが並んで立っているイラスト
漫画1枚目
漫画2枚目
漫画3枚目

人生の終盤に起こる様々な出来事を漫画で情報発信

 人生の終盤、在宅生活で起こる医療や介護の様々な出来事を多くの方に知っていただくため、漫画を制作しました。漫画の登場人物に、自分や身近な人を投影し、人生の終盤に起こる様々な出来事や求められる心構えを体験してください。

専門職が実際の現場で遭遇したエピソードを基に創作

 医療、介護、福祉等の専門職で組織する厚木市地域包括ケア(研修・啓発・広報)連絡会では、市民啓発を目的として、年に一度、メンバーが実際の現場で遭遇したエピソードを基に劇を創作し上演しています。
 劇シナリオには、医療、介護、福祉に関する多くの情報が含まれていることから、今回、これを基に漫画を制作しました。

漫画による分かりやすい情報発信

 漫画の特性を活かし、難しい内容も分かりやすく伝え、あらゆる世代の興味関心を喚起します。

漫画制作費は寄附金を活用

 漫画制作費は、全てガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税型クラウドファンディング)により得た、当プロジェクトに対する寄附金でまかなわれています。
下記参照:(ふるなびクラウドファンディング)「やっぱり家がいい!」をマンガ化して情報発信するプロジェクト

漫画「やっぱり家がいい!」

第1巻 はじめての介護相談編

 主人公は厚木花子さん。夫の一郎さんと二人暮らし。花子さんの認知症や一郎さんの体の衰えが進むにつれ、日々の暮らしに様々な困りごとが出てきます。離れて暮らす子どもたちはどこへ相談していいのか分からず、途方に暮れる中、地域包括支援センターや医療・介護サービスの存在を知ります。果たして2人の生活は再建できるのか。(令和2年2月制作)

やっぱり家がいい!第1巻表紙

第2巻 家での介護って…?編

 各種サービスを利用しながら在宅で暮らしていた花子さんが、ある日脳疾患で倒れ、手と足に麻痺が残り要介護状態となってしまいました。自宅に帰りたい花子さんと、介護の大変さから施設入所を提案する子どもたち。話し合いを重ね、最後は本人の意思を尊重し在宅での生活を選択しますが、そこには様々な問題が。 (令和2年3月制作)

やっぱり家がいい!第2巻表紙

第3弾 家で生活する時のサービスってなに?編

自宅に帰りたい花子さんと介護を頑張るから家に連れて帰りたいという一郎さん。うまくいかず悩んでいましたが、医療や介護のサービスは何ができるのかを説明してもらい、必要なサービスを選択しました。それ以外にもお手伝いしてくれる人、お店のサービスやシルバー人材センターにお願いするなど色々な方法を考えました。医療と介護サービスが入り、花子さんと一郎さんは支援してもらう生活に慣れてきました。それから時が経ち・・・・(令和2年4月発行)

やっぱり家がいい!第3巻表紙

第4巻 医療・介護・生活支援を考える編

介護保険や医療サービスを利用、近所の人からの支援により、何とか生活が軌道に乗ってきました。その時、花子さんが高熱を出し入院してしまいます。その後、退院は決まったものの入院前から比べると体力が落ちてしまいました。花子さんや一郎さん、娘たち、支援者が集まり、これからについて話し合い、「最期は、自宅で迎える」という答えを出したのでした。家で過ごしたい花子さんと、介護中心になった一郎さんがどう過ごしているのか、その後の物語をご覧ください。(令和3年4月発行)

やっぱり家がいい!第4巻表紙
  1. 本作の無断複製・転載などは著作権法上での例外を除き禁じられています。

(公開日:令和3年12月28日)

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