メールマガジン「ゲートキーパースキルアップ講座(令和7年5月号)」
ゲートキーパー、こころの相談、自殺対策などに関する情報をお届けします。
今月のテーマ:ゲートキーパーの役割
ゲートキーパ―とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
ゲートキーパーの役割
1 気づき:家族や仲間・職場・利用者や市民など、周囲の人の変化に気づく
2 声かけ:周囲の人の変化に気づいたら、勇気を出して声をかける
3 傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
4 つなぎ:早めに専門家に相談するように促す・適切な部署や機関につなげる
5 見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
6 知識の普及:ゲートキーパーとして、自殺などに関する正しい知識を普及すること
☆上記の役割のうち、どれかひとつができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになります。
悩みや不安などを抱え、自殺のリスクが高まっている人は、誰しもが病院や専門機関に自ら相談に行くわけではありません。
そこで、友人や家族、同僚など、日常的に接する周囲の人たちがゲートキーパーとして支援にあたることが重要です。
ゲートキーパーの養成は、世界各国で効果的な自殺対策のひとつとして取り組まれています。国の「自殺総合対策大綱」の中でも、自殺の危険性が高い人の早期発見、早期対応を図るため、ゲートキーパーの養成を推進しています。
特別な資格ではなく誰でもなることのできる役割です。
ゲートキーパーについて知りたい方へ
今、悩みを抱えている方へ
つらい、消えたい、死んでしまいたいと思ったら、一人で抱え込まずに相談を
ストレスマウンテンあつぎ(厚木市自殺・うつ病予防対策Webサービス)
今月のお知らせ
厚木市 「いのちのサポート相談」
つらい、消えたいという思いを、臨床心理士にご相談いただけます。
5月30日(金曜日)午前
6月9日(月曜日)午後
6月26日(木曜日)午前
厚木市 「いのちのサポート相談(臨床心理士によるこころの健康相談)」
厚木市 「ゲートキーパーになろう!講座」
身近な誰かのこころをサポートするヒントを学べます。
6月25日(水曜日)10:30~12:00
神奈川県 自死遺族の集い(わかちあいの会)
身近な大切な方を自死で亡くされた方同士で語り合い、聴き合う集いです。
6月3日(火曜日)14:00~15:30
会場:旧横浜ゴム平塚製造所記念館(八幡山の洋館)
問い合わせ:神奈川県精神保健福祉センター相談課
TEL 045-821-8822(代表)
この記事に関するお問い合わせ先
健康こどもみらい部 健康医療課 健診・予防係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1
電話番号:046-225-2201
ファックス番号:046-223-7066
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年05月15日
公開日:2025年05月08日