ゲートキーパーフォローアップ講座No.4「ゲートキーパーとしての心得」
テーマ:ゲートキーパーとしての心得
あなたが、身近な大切な方のこころのSOSに気づいたとき、「どう対応したらいいんだろう」と戸惑ってしまうことがあるかもしれません。今月は、そんなときに思い出していただきたい「ゲートキーパーの心得」をお伝えします。
ゲートキーパー自身が、相手と関わるためのこころの準備をする
「今から相手の話を聴く」という、こころの準備をすることが大切です。
こころの準備ができていないと、相手の話に動揺したり、拒絶したりというような不適切な対応をとってしまう場合も少なくありません。
温かみのある対応をする
悩みを抱えている人は辛い状況に陥っているため、穏やかで温かみのある対応が原則です。
温かみのある対応は、困難を抱えている人の大きな支援になります。
真剣に聴く・相手の話を批判しない
相手にしっかりと向きあう、相手の話に相づちをうつなど、ゲートキーパーが真剣に聴く姿勢が相手に伝わることが大切です。相手はゲートキーパーの聴く姿勢により、悩みを話すことが促され、安心して悩みを話すことができるようになります。
最初にお話を聴く場合には、相手が体験したことや考えていること、感じていることを十分に聴きましょう。正しいかどうか、良いか悪いかを判断したり、批判はしないようにしましょう。
「話を聴くだけでは何もならない」と感じる支援者もいますが、傾聴は危機にある人への最大の支援です。「話を聴いてもらうだけで安心した」とおっしゃる方も多いです。
ねぎらう
お話をしてくださること、死にたい気持ちを打ち明けてくださったことを、ねぎらいましょう。また、たとえ本人の失敗から至った困難でも、これまで辛い経験をされてきたことをねぎらうことが大切です。
心配していることを伝える
相手が悩んでいる状況を無視せずに、ゲートキーパーが相手の状況を心配していることを伝えましょう。
わかりやすく、かつ、ゆっくり話をする
悩んでいる人には、色々な感情が沸き起こるため、一度にまくしたてるような話は理解できず、受け止められない場合があります。穏やかな態度で、普段話すスピードの半分くらいのつもりで話すことが大切です。
また、相手の反応を見ながら、一言一言話すことも必要です。
一緒に考えることが支援
ひとりで悩みを抱えている人は、孤独感や絶望感を感じることがあるため、ゲートキーパーが話をよく聴き、一緒に悩み、考えること自体が支援になります。なかには、「自分は支援など何もできない」と思う方もいらっしゃいますが、一緒に考えてくれる人がいることは、孤立を防ぎ、安心を与えます。
日頃の準備やスキルアップも大切
日頃から自殺対策や相談窓口のリーフレットを持参したり、スキルアップの研修を受けたり、新聞等のニュースに関心をもつことなどは、ゲートキーパーが相手の「話を聴く」・「相談先につなぐ」といった場面でを役立ちます。
ゲートキーパー自身が困ったときの、つなぎ先を知っておく
全ての問題を解決できる支援者はいません。どこに相談したらよいか、地域の相談窓口等を事前に確認しておくとよいでしょう。
ゲートキーパー自身の健康管理、悩み相談も大切
支援者自身が安心して暮らせることも大切です。また、日頃から健康面にも注意を払いましょう。セルフケアとして、休養や日頃のストレス対処も大切です。自らが困ったときには信頼できる人に相談しましょう。
あなたが、身近な大切な方のこころのSOSに気づいたら、上記のことを心掛けて、ゲートキーパーになってみましょう。
今、悩みを抱えている方へ
つらい、消えたい、死んでしまいたいと思ったら、一人で抱え込まずに相談を
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更新日:2026年04月01日
公開日:2026年04月01日