学校給食における郷土料理の提供について
厚木市では、子どもたちの”ふるさと愛”を育むため、学校給食に郷土料理を取り入れています。
「お月見汁」
秋は、十五夜にちなんだメニューを実施しています。
令和2年度は、10月1日の十五夜に合わせて、10月1日から5日までの間、市内小・中学校で「月見汁」を提供しました。
「十五夜」は「芋名月」とも呼ばれることから、月に見立てて丸くカットした里芋をメインに、ごぼう、豆腐など季節の野菜を使用しています。

<北部学校給食センターAコースの献立>ごはん、牛乳、さんまの竜田揚げ、月見汁、キャベツとも

<里芋を丸くカットする様子>
「厚木風雑煮」
厚木風雑煮は、和風だしに鶏肉と里芋、大根、小松菜などを具材とした醤油味で、給食では、餅の代わりに白玉を使用し、青のりとかつお節をかけて食べます。
毎年、年明け最初の給食には、「厚木風雑煮」が厚木の郷土料理として、市内小・中学校に提供されます。
子どもたちは「この具を使うのが厚木風とは知らなかった」「青のりを入れると風味がとても良くなった」「自分の家で出る雑煮とは違ったけど、すごくおいしかった」と厚木風の雑煮を味わっていました。

<毛利台小学校献立:ごはん、牛乳、金目鯛の煮付け、厚木風雑煮、煮なます>
「かてめし」「豚肉のみそ漬け」
「かてめし」は、お祭りや人寄せのときに食べられていた混ぜご飯で、ちくわ、油揚げ、こんぶ、にんじん、干しシイタケ、たけのこ、切り干し大根が入っています。
「豚肉のみそ漬け」は厚木で昔から親しまれており、給食では、焼いたりフライにして提供しています。
厚木市では、毎年、2月1日の市制記念日に厚木の郷土料理を紹介しています。

《献立》かてめし、豚肉のみそ漬け、かきたま汁、パクパク和え、牛乳

栄養士による献立の説明:依知小学校1年生
(公開日:令和2年10月8日)
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日