Let's Begin 予防救急!【令和3年版】
予防救急とは
救急車で搬送されるケガの中には日頃からのちょっとした注意で防げるものがあります。
救急車を呼ぶようなケガを未然に防ぐために、日頃から注意するポイントを抑え、意識して生活することを予防救急といいます。
予防救急しませんか?
厚木市では、救急車の出動件数が平成24年から1万件を超えており、高齢化の進展等により今後も増加することが懸念されております。
そこで、救急搬送のデータを分析したところ、屋内外問わず転倒・転落・ぶつかる等による事例が多く見受けられ、特に、高齢者(65歳以上)のケガによる救急搬送の割合が増加傾向となっております。
救急出動件数及び一般負傷件数グラフ (PDFファイル: 43.0KB)
一般負傷の搬送件数に対する年齢別割合 (PDFファイル: 67.1KB)
こうした事故は、普段のくらしの中での「ちょっとした注意」や「前もった予防措置」によって、未然に防げる可能性があります。
このことから、過去の事例を参考にして起こりうる危険を認識することで、ケガ等を事前に防ぎ、皆さんが安心・安全に暮らしていけるように予防救急に取り組んでいきましょう。
令和3年中の救急搬送データによるケガの原因
令和3年中の厚木市における救急搬送データによるケガ等の原因 (PDFファイル: 15.7KB)
上記のグラフデータを見ていただければわかるように全ての年齢層において、「転倒」と「転落」が高い割合を占めています。
その他の原因を年齢別で見てみると
- 10歳未満では、「ぶつかる」、「物がつまる・誤って飲み込む」が高い割合となっています。
- 40歳代までは、「ぶつかる」、「切る・刺さる」が高い割合となっています。
- 70歳以上からは、「物がつまる・誤って飲み込む」、「溺れる」が高い割合となっています。
発生場所で見てみると…
『住宅』では、「転倒」・「転落」が高い割合となっており、居室で1番多く発生し、次に、寝室や玄関での発生となっております。
『公衆出入りの場所』では、「転倒」・「転落」が高い割合となっており、階段や駐車場で多く発生しております。
『道路』では、「転倒」多く発生しております。
『住宅』で1番多く発生しておりますので、日頃から予防救急に取組んで、安全にケガなく生活していきましょう。
救急事故事例から学ぼう予防救急
実際にあった事例で見てみましょう
5、【物がつまる・誤って飲み込む】 (PDFファイル: 422.9KB)
8、【かまれる・刺される】 (PDFファイル: 414.1KB)
救急事故防止に係るリーフレット(高齢者版) (PDFファイル: 2.9MB)
救急事故防止に係るリーフレット(乳幼児版) (PDFファイル: 3.1MB)
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厚木市寿町3-4-10(消防本部3階)
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ファックス番号:046-223-8252
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更新日:2023年07月12日
公開日:2023年07月12日