厚木市郷土芸能まつり

更新日:2024年11月16日

公開日:2024年10月01日

第23回厚木市郷土芸能まつりチラシ
前回開催時の写真

過去の公演の様子(郷土芸能発表会)

前回開催時の写真

過去の公演の様子(相模人形芝居特別公演)

郷土芸能発表会

日時:令和7年10月19日(日曜日)

開場:午後1時

開演:午後1時30分

終演:午後4時30分(予定)

場所:厚木市文化会館小ホール(恩名1-9-20)

入場:無料・自由(当日直接会場へお越しください。)

※定員300人(先着順)

※予定時間は前後する場合がございます。御了承ください。

 

 

出演

海南神社面神楽保存神楽師会(三浦市指定重要無形文化財)

神奈川県三浦市の海南神社に伝わる「面神楽」は江戸中期に海南神社の宮司により氏子たちに神楽が伝えられたとされ、日本の神話を題材にした仮面黙劇です。毎年11月、境内で奉納されます。演目は、国固め、恵比寿の舞、湯立、岩戸開きなど多くの演目が伝承されています。演目中には海神に漁の安全や大漁祈願を願った「恵比寿の舞」や「浦島太郎」、世の中を平和にする泰平の舞を舞う「三人囃子」など漁業を中心に発展してきた三崎特有の演目もあります。
厚木市制70周年を記念し特別出演していただきます。

 

相模里神楽垣澤社中

里神楽は「古事記」や「日本書紀」など、古代日本の神話を題材に、面を付けて行われる仮面黙劇で、神代(じんだい)神楽とも言われる神事芸能です。江戸中期、江戸で完成した里神楽は、相模地方にも伝わり、愛甲神楽として盛んに演じられていました。現在は、愛甲神楽から相模里神楽垣澤社中が受け継ぎ、相模流の流派を今日に伝えています。

長谷ささら踊り盆唄保存会

江戸時代中頃から長谷地区に伝わる風流(ふりゅう)(おどり)です。浴衣に赤たすきをかけた女性が竹で作った「ささら」と太鼓を鳴らしながら輪になって、唄に合わせて踊ります。関東大震災により途絶えてしまいましたが、昭和51年に保存会を結成し、復活させました。

愛甲ささら踊り盆唄保存会

江戸時代中期頃、相模地方に伝わり農民の間で伝承されてきた踊りで、「ささら」という竹で作った道具や太鼓を鳴らして踊ることから「ささら踊り」と呼ばれています。関東大震災でほとんど途絶えてしまいましたが、愛甲地区の人々が中心となり昭和43年に復活させました。

法雲寺酒井双盤講

鎌倉光明寺を発祥とする双盤(そうばん)念仏(ねんぶつ)を伝承し、始まりは16世紀頃といわれています。毎年行われる法雲寺の十夜(じゅうや)法要(ほうよう)のほか、同じく正統に伝承している県内の双盤四講中と共に毎年光明寺の十夜法要の際に輪番で興行しています。

中荻野馬場太鼓保存会

馬場(ばんば)太鼓は細工人白旗文吉氏が太鼓を作り、明治末期から昭和20年頃まで、中荻野馬場地区の青年団員たちによってたたかれてきました。その後、青年団員たちが自治会に呼びかけ、昭和46年に馬場太鼓保存会として発足しました。

 

 

七沢浅間太鼓保存会

緑輝く癒しの里、七沢。春には山桜が咲き、夏には涼しさを求め秋には山々を彩る紅葉を散策するため多くの人が訪れる地域です。
その七沢で、江戸時代から五穀豊穣、豊年満作を祈願する祭りに奉納する祭りばやしとして創設されました。春には七沢神社の大祭や公民館まつり、夏には納涼祭、秋には七沢観光森の祭りなどに出演しています。

相模人形芝居特別公演

日時:令和7年11月15日(土曜日)

開場:午後1時

開演:午後1時30分

終演:午後3時30分(予定)

場所:厚木市文化会館小ホール(恩名1-9-20)

入場:無料・自由(当日直接会場へお越しください。)

※定員300人(先着順)

※予定時間は前後する場合がございます。御了承ください。

 

演目

傾城阿波の鳴門~順礼歌の段~

人 形:あつぎひがし座

太 夫:入江 敦子

三味線:竹本 土佐子

演目紹介

十郎兵衛は盗まれた主君の刀を探すため、妻のお弓と共に大阪に出て盗賊となり暮らしている。そこへやってきたのは巡礼の娘。はるばる阿波から両親を探しにやってきたと語る娘の身の上話にお弓は、この巡礼の娘こそ故郷へ残してきた我が子おつるであることを知る。切々と両親への思慕を訴えるおつるに、母と名乗り今すぐ抱きしめたい思いに駆られながらも、盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れたお弓は親子の名乗りをすることができない。心を鬼にして国へ帰るように諭し、泣く泣くおつるを追い返す。戸外からはおつるの歌う巡礼歌が聞こえてくる。次第に遠のいていくと、お弓はこらえきれずにその場に泣き崩れるが、今別れてはもう会うことは叶わないと思い返して、おつるの後を追いかける。

傾城阿波の鳴門~ 十郎兵衛住家の段~

人 形:相模人形芝居 長谷座

太 夫:朝倉 輝美

三味線:竹本 土佐子

演目紹介

お弓がおつるを追って家を出た後、十郎兵衛がおつるを我が子と知らずに連れて帰ってくる。わが娘とは知らずおつるが金を持っていることを知り、貸してくれと頼むが怯えたおつるが声を上げたので口を塞いでいるうちに誤って窒息させてしまう。そこへおつるを見失ったお弓が戻り、十郎兵衛にわが子とのいきさつを話す。不幸な娘の身の上を思いやって涙にくれる。わが娘を殺してしまった十郎兵衛も後悔の涙にくれる。間もなく捕り手の迫る気配に十郎兵衛は覚悟を決め、捕り手を追い散らすとおつるの死骸もろとも我が家に火を放ち落ち延びた。

艶姿女舞衣 酒屋の段

人 形:相模人形芝居林座

太 夫:小島 信男

三味線:竹本 土佐子

演目紹介

酒屋を営む茜屋半七は、お園という美しく優しい若妻を迎える前から美濃屋の遊女三勝と親しくなり、お通という娘までもうけ、三勝に入り浸っていた。お園は舅半兵衛夫妻に孝行を尽くして夫(半七)の帰りを待っていたが、実家の父宗岸は怒って娘を連れ帰った。ところが、半七が人を殺してお尋ね者になり父半兵衛が身代わりとなり縛られたと聞いてお園の父宗岸はお園を連れて再び茜屋を訪ね、お園を置いてほしいと頼むが半兵衛は承知しなかった。しかし宗岸は半兵衛が息子半七の身代わりになろうとしていることやお園への冷たさも迷惑をかけまいとする心遣いと見抜き、それを言うと図星をさされた半兵衛はお園引き取り、親たちは子への愛情がままならないことを泣きあい奥へ入る。一人残されたお園は、半七の身を案じて我が身も顧みず慕い嘆く。

 

 

 

 

 


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